2009年(平成21年)2月1日号 No.98

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今号の表紙

明知鉄道の「極楽駅」開業

極楽駅に到着する明知鉄道を迎える式典参加者
(写真)極楽駅に到着する明知鉄道を迎える式典参加者

明知鉄道の11番目の新駅として「極楽駅」が、12月25日に開業しました。同駅は、飯羽間駅と岩村駅の中間に位置し、名称は一般公募を受けて新駅名称選考委員会で決定したもの。開業の記念式典は、同駅とホームセンターバロー岩村店の駐車場で行われました。岩村保育園から歩いて来た5歳児の園児53人も参加し、総勢約300人が新駅の開業を祝いました。

 

 

広報えなPDFファイル

P1 表紙(極楽駅開業) [253KB]
P2〜P7 特集(協働のすすめ) [500KB]
P8〜P9 地域交通にご意見を [188KB]
P10〜P11 インフォメーション [162KB]
P12〜P13 声・みんなの掲示板 [79KB]
P14〜P15 1歳・恵那人 [199KB]
P16〜P19 ニュース・トピックス 中山道広重美術館企画展 [911KB]
P20 スクールライフ [149KB]
 

もくじ

■特集 協働のすすめ

■特集 地域交通にご意見を

■インフォメーション

 □募集   □催し   □案内

   □みんなの掲示板

■声

輝く恵那人

■話題あれこれ ニュース&トピックス

■中山道広重美術館 企画展覧会 

■学校紹介(スクールライフ)

 

特集 協働のすすめ「市民の力+行政の力」

上矢作小学校で、児童に読み聞かせを行う「ブックサポーターかみやはぎ」のメンバー。学校や保育園とも連携し活動している。
(写真)上矢作小学校で、児童に読み聞かせを行う「ブックサポーターかみやはぎ」のメンバー。学校や保育園とも連携し活動している。

複雑で多様化する市民ニーズや、まちづくりの課題に応える方法として、今、「協働」が注目されています。「協働」は市民・企業・行政が、お互いに連携し、協力し合う、まちづくりの新しい形です。
 高齢化や核家族化など、地域によって抱える課題や問題点は違います。それぞれの課題に合った解決策を見つけていく方法として、市民や行政などが力を合わせていく「協働」は有効な手段です。
 「協働」は、まちを元気にする特効薬となる可能性も秘めています。今回は、「協働」の最新事例と行政が提案する協働事業を紹介します。
□問い合わせ まちづくり推進課 電話番号0573-26-2111(内線637)

■市民と行政の協力で

協働という言葉は、市民と行政の、新しい関係や考え方をとらえる場合に、多く使われるようになってきました。
 市は、協働のまちづくり指針を平成19年度に策定しました。指針では、「協働は、お互いに良きパートナーとして対等な立場に立ち、それぞれの特性を生かしていくこと。協力、連携して、個々では難しい社会的課題の改善や解決をしていくこと」としています。
 協働の相手は、市民同士であったり、市民と行政であったり、市民と企業であったりします。協働のまちづくりとは、市民と行政などが力を合わせ、本当に必要なものを、共に築き上げていくことです。

■市民活動は大きな力

平等、公平を求められる行政の対応はどうしてもスローになりやすく、地域での大きな問題も、市全体では小さな問題となる場合もあります。市民だからこそ、気付ける問題も、行政だけでは、解決が遅れることがあります。
 しかし、まず自らが行動してみようとする市民活動は、動きも速く、きめ細かい対応が可能になります。
 協働の事業を実践する過程から、市民も行政も相互に学習することで、お互いに分かり合い、助け合っていけます。こうした協働のまちづくりは、地域への愛着と責任意識を育てます。市民と行政が一緒に考え、行動することには、大きなメリットがあり、活力のある持続可能なまちづくりにつなげていくことができます。

■同じ目的を共有する

協働のまちづくりを進める上で大切なことは、パートナー同士、お互いが対等な立場で、同じ目的を持っていることです。「押し付け」や「ごり押し」は信頼関係を壊します。目的が同じでなければ協働は成り立ちません。十分な話し合いが大切です。市民も行政もお互いに対等であり、相互に納得しなければ、協働にはなりません。
 また目的に賛同する人は誰でも、活動に参加できます。内容は公表し、活動を常に検証していくことも大切です。
 地域型と目的型協働
 当市は、全国でも先進的な地域自治区を設置し、地域のまちづくりを進めています。この状況から、市の協働のまちづくり指針では、地域を舞台に実施される、地域型協働事業と、地域を越えて、市全体で取り組まれる目的型協働事業の二つのタイプがあると位置付けました。

■市民提案と行政提案

協働はどのように生まれてくるのでしょうか。大きく分けると、市民の方が気付き、行政に呼び掛ける市民提案と、行政職員が気付き、市民へ呼び掛ける行政提案があります。それぞれ共に、暮らしやすいまちにしようと思う気持ちや、自分たちの地域を思い、行動する人たちの発見や発想から生まれます。
 市民も行政も、お互いに情報を発信し合い、多くの情報や課題を共有します。その中で、さまざまな問題に気付き、自分たちのまちは自分たちでつくっていこうとする意識を持つことが大切です。

インタビュー 「一足お先に活動中」

連携が生み出す大きな力

ブックサポーターかみやはぎ代表 森井路子さん(写真)ブックサポーターかみやはぎ代表 森井路子さん

市中央図書館では、地域読書活動推進事業として、図書館のPRや読書推進などを地域住民と一緒に進めていく取り組みをしています。
 上矢作地区では、「ブックサポーターかみやはぎ」が図書館と協働で、この事業に取り掛かり、1年以上が経過しました。
 代表の森井さんに活動について伺いました。

ブックサポーターかみやはぎは、市中央図書館からの事業提案をきっかけに、平成19年10月に発足しました。当時、PTA活動などで読み聞かせをしていた保護者を中心に結成し、会員は12人います。活動は、図書館のPRを始め、子どもたちへの読み聞かせや保護者のための勉強会、イベントの開催、公民館図書室の整備などです。
 活動していく上で大切にしていることは、サポーター自身も楽しむということです。みんなで知恵を出し合い、自分たちも楽しめるような面白い企画を考えています。楽しむことは、いい活動を生み出す原動力となり、活動の継続にもつながります。
 図書館と一緒に活動できたことは、私たちのグループにとって、大きな力となりました。専門的な講習を受けたり、司書さんからアドバイスをもらえたりするなど、サポーターは、いろいろな面で学ぶことができ、グループとして、人材育成を図ることができました。サポーターのスキルアップは、活動への意欲につながりますし、地域にとっては貴重な人材が育つことになります。
 また図書館だけではなく、公民館との協働が、学校や保育園の理解と協力を得ることにつながりました。連携により、私たちの活動の場は大きく広がり、読書活動をより効果的に進めていくことができていると思います。
 学校や保育園、公民館、図書館、活動グループそれぞれが持っている力を、お互いに連携し、協力し合うことで、その力は2倍にも3倍にもなるように感じます。協働事業だからこそ、数多くの活動ができるのだと実感しています。
 これからも、サポーターの輪を広げ、さまざまな楽しい企画を考えていきます。多くの方が本に触れ、本に親しみを持てるような環境づくりをしていきます。
 私たちは、活動を通して多くの人と触れ合うことができました。活動が、人のつながりを生み、地域をつなぐ力になれればうれしいです。

協働の担い手を募集「わたしたちと一緒に活動してください」

●行政提案型協働事業がスタート

市では、5つの協働事業を提案し、一緒に事業を展開する担い手(パートナー)を募集します。
 提案事業は、(1)市防災センターの利用や地域での学習会を通して、自主防災組織の育成を目指す事業 (2)市内の若者の定住と地域の活性化を目的に独身男女の出会いをサポートしていく事業 (3)子育ての交流の場を設けるなど、地域ぐるみで子育てを支援していく事業 (4)地域や企業など、みんなで健康づくりを考え、推進していく事業 (5)学校給食の食材を市内の農産物でまかない、子どもたちの食育を支えていく事業―の5事業です。
 担当課から、この事業に期待する思いを聞きました。

【防災組織育成のお手伝いをしましょう】

防災対策課課長 加藤勝巳(写真)防災対策課課長 加藤勝巳

各地で起きる大地震、救助された人のほとんどは、地域住民によるものでした。地域のつながりを持った自主防災組織こそが、いざというとき、貴い命を救います。
 この自主防災組織の育成を協働事業として提案します。各地域での講習会や防災センターでの研修会などを一緒に進めていき、市内全地域に自主防災組織が出来ることを目指します。

【すてきな出会いと、楽しい子育てを支援】

少子化対策推進室室長 小林敏博(写真)少子化対策推進室室長 小林敏博

 市内の未婚男女に出会いの場を提供し、幸せな結婚を目指した支援を協働で行う事業です。結婚を機に、市内での定住を期待しています。
 子育て支援は、自治会や子ども会など、担い手はいろいろ考えられます。地域やグループで子育ての交流の場を設けるなど、日常的な子育て支援の仕組みと、誰もが子育てを楽しめる環境づくりを協働で進めます。

【地域ぐるみの健康管理を考えましょう】

健康推進課課長 安田喜子(写真)健康推進課課長 安田喜子

この提案事業の担い手は、地域の住民グループや企業です。お互いに健康について話し合ったり、食事の学習会をしたり、みんなで健康を考える環境が出来てくるとことを期待しています。
 行政としても、病気の予防方法や医療費の仕組みなど、さまざまな情報を提供していきます。地域や年齢層など、それぞれに合った健康づくりを一緒に考えましょう。

【農家の皆さん、一緒に給食を支えませんか】

市学校給食センター所長 伊藤秀明(写真)市学校給食センター所長 伊藤秀明

地元で採れた野菜は、新鮮でおいしく、生産者の顔が見える食材です。学校と連携し、児童生徒と生産者の交流などを通して、食に感謝する気持ちを、育てていくことができます。
 事業を進める上での課題は、安定した供給量の確保です。農家の皆さんには、連携し組織を作るなど、生産者同士のネットワークで対応してほしいと考えています。

協働のまちづくりを目指します
●5つの行政提案型協働事業を紹介します●

行政だけでは解決できないこと、市民や市民活動団体などと協働で行うことで、より効果が上がると考えられることなどを事業として設定し、次の5つの協働事業を提案します。
 同時に、協働の担い手(パートナー)となる、市民活動団体や地域のグループ、地域まちづくり実行組織、企業などを募集します。
□選考方法 協働の担い手については、本事業の主旨や目的と、応募要領にある選考基準を照らし合わせ、決定します。
□応募方法 まちづくり推進課と各振興事務所(振興課)に備え付けの応募用紙に、必要事項を記入し、まちづくり推進課へ提出してください。
※応募要領、応募用紙などは、まちづくり推進課、各振興事務所(振興課)のほか、市公式ウェブサイト(http://www.city.ena.lg.jp/ )からもダウンロードできます
□募集期間 随時可能です。
□その他 具体的な役割分担や経費負担などの詳細は、担当課と協議し、決定していきます。
□申し込み・問い合わせ まちづくり推進課 電話番号0573-26-2111(内線637)

地域の防災力向上を支援します

〜自主防災組織育成のお手伝い〜
 自主防災組織の育成や防災活動の支援を担う市民活動団体などを募集
□目的 災害時は各地域の自主的な活動が重要なポイントとなり、そのためには自主防災組織の育成が必要となります。この事業は各地域の自主防災組織などへ出向いて、防災講座などを行い、地域の防災力を高めることを目的とします。
□実施内容 自主防災組織などから派遣依頼があった場合に指導などを実施
□実施場所 市内各地域(自主防災組織、自治会など)、市防災センター(市消防防災センター3階)
□担い手の役割 市内各地域の自主防災組織、市防災センターで防災講座などの指導、家具転倒防止事業の企画、運営など (年間想定活動日数100日程度)
□市の役割 指導についての研修会開催など
□応募資格 防災意識、活動に対し理解と関心があり、年間を通じて事業を担える市民や市民活動団体など(土、日の場合もあります)
□市の事業費負担 活動に対する事業費があります(詳細は協議の上決定)
□事業開始予定 平成21年4月
□問い合わせ 防災対策課防災係 電話番号0573-26-2111(内線317)

「すてきな出会いと結婚を応援します」

〜独身男女の出会いをサポート〜
 結婚相談などの企画、運営を担う市民活動団体などを募集
□目的 独身男女を取り巻く環境や意識の変化、出会いが少ないなどから、結婚が遅くなり、未婚の方が増えています。この事業は、市内に居住する独身男女の結婚問題を支援することで、結婚を機に市内への定住と、地域の活性化を図ることを目的としています。
□実施内容 「恵那ことぶき結婚相談所」が行ってきた結婚相談などを、市民と行政の協働事業として、引き継いで行うものです。
□実施場所 市内全域(市役所、公民館などの相談会場)
□担い手の役割 結婚相談、紹介活動、イベントの開催など
□市の役割 広報、関係機関との連絡調整、イベントの開催など
□応募資格 個人のプライバシーの保護に対応でき、年間を通じて事業を担える市民活動団体など(土、日の場合もあります)
※営利を目的とする団体などは不可です
□市の事業費負担 イベント開催費用などの事業費があります。(詳細は協議の上決定)
□事業開始予定 平成21年4月
□問い合わせ 子育て支援課少子化対策推進室 電話番号0573-25-1155

地域で支える子育て「こんにちは赤ちゃん」

〜みんなで子育ての輪を広げよう〜
 地域の中で支え合う子育てを推進する市民活動団体などを募集
□目的 核家族化が進む中、子育てに悩む親も少なくありません。地域ぐるみで子どもの成長や子育てを支えていくことは、楽しい子育てにつながります。地域やグループで、子育ての交流の場を設けるなど、地域で見守り、支える仕組みづくりを目的とします。
□実施内容 地域の親子が気軽に集い、交流や情報交換ができる場を提供し子育てを支援
□実施場所 市内全域(各地域の公民館など)
□担い手の役割 子育て交流会の開催(企画・運営)、新生児宅訪問(赤ちゃんとお母さんを地域の仲間として誘います。赤ちゃん、お母さんの地域デビューのお手伝い)
□市の役割 子育て交流会(地域の交流の場)の開催支援、子育てに関する情報提供、関係機関との連絡調整など
□応募資格 地域での子育て支援の取り組みを希望する市民活動団体、地域の部会(健康部会、福祉部会など)または自治会など
□市の事業費負担 新生児宅訪問に対しての事業費があります。(詳細は協議の上決定)
□事業開始予定 随時
□問い合わせ 子育て支援課少子化対策推進室 電話番号0573-25-1155

みんなで支える健康づくり

〜地域・企業の皆さんの健康づくりを応援します〜
 地域の健康づくりを推進する各地域の健康部会・福祉部会、企業を募集
□目的 健康づくりは、仲間と一緒に工夫して、学び合い、地域ぐるみで、考えていくことが大切です。地域の健康づくりを支える拠点として、各地域の中に健康部会、福祉部会などが存在します。この提案は、その健康部会や福祉部会などと行政が協力・連携して地域の健康づくりをより効果的に進めることを目的としています。企業の健康づくりについても同様です。
□実施内容 保健師などが、地域や企業の学習会などに参加し、皆さんと共に健康づくりを検討していきます。
□実施場所 各地域の健康部会、福祉部会、企業の活動場所
□担い手の役割 健康づくりのための学習会などの開催
□市の役割 健康づくりの場に参画し、共に健康を考えます。
□応募資格 健康づくりの場に保健師などの参画を希望する地域の部会や企業
□事業開始予定 随時
□問い合わせ 健康推進課保健指導係 電話番号0573-26-2111(内線220)

農家とつながる学校給食

〜子どもの食育を支えてみませんか〜
 地元産農産物などを各学校給食センターへ供給できる生産農家のグループを募集
□目的 地元産農産物や農産加工品を、学校給食に供給できる仕組みをつくります。地元の食材を使用し、生産者の顔が見える給食を届け、児童生徒に食の大切さを伝えます。
□担い手の役割 地元農産物などの生産と納入、児童生徒との交流会への参加など
□市の役割 地元産農産物などを納入できる仕組みづくり、生産農家と児童生徒の交流会の開催、農業振興や地域の活性化
□説明会の開催 ▽とき=2月23日(月曜日)午後3時から ▽ところ=岩村振興事務所2階大会議室(応募を考えている方は出席ください)
□応募資格 計画に基づき学校給食センターまで納入できる生産者グループ、児童生徒との交流会に参加できることなど
□その他 納入量、価格は学校給食センターと協議して決定します。
□事業開始予定 随時
□問い合わせ 農業振興課農村交流係 電話番号0573-26-2111(内線544)、市給食センター 電話番号0573-26-1633
※説明会への参加は、まちづくり推進課 電話番号0573-26-2111(内線637)へお申し込みください

特集 地域の公共交通計画にご意見を

明知鉄道とバス交通を連携・再編

明知鉄道と自主運行バスとの連携(山岡駅)
(写真)明知鉄道と自主運行バスとの連携(山岡駅)

「明知鉄道沿線地域公共交通活性化総合連携計画」は、地域公共交通の活性化及び再生に関する法律(平成19年10月1日施行)を受け、明知鉄道沿線地域公共交通活性化協議会で検討中の計画です。
 本年度、この計画策定のための現状調査として、各種アンケートやグループインタビューなどを実施。協議会ではそれらを参考にして「人と地域をむすぶ快適で円滑な公共交通ネットワークづくり」を基本目標に、平成21年度から25年度までの5カ年計画(案)を策定しました。ここでは、計画(案)の概要をお知らせし、皆さんからのご意見を募集します。

■機能強化と連携の強化 -明知鉄道-

恵那駅に到着する明知鉄道(写真)恵那駅に到着する明知鉄道

(1)明知鉄道の基幹路線としての安全確保と機能強化

機能を強化して、ふさわしい輸送力と利便性を備えます。
【主な施策】車両の更新・修繕、新駅の整備、行き違い設備の整備、駐車場の整備、DMV導入の検討

(2)基幹路線である明知鉄道とその支線となる交通機関との連携強化

バス路線を明知鉄道の支線として再編し、乗り継ぎの利便性や、各地域のニーズを十分に勘案した路線への再編を推進していきます。
【主な施策】バス路線の再編、乗り継ぎによる割引運賃の導入

(3)マイバス・マイレール意識の醸成による地域住民との連携強化

公共交通の実態やその活用方法、会議などの検討内容を積極的に情報発信していきます。またマイバス・マイレール意識の醸成を図ります。
【主な施策】公共交通シンポジウムの開催、情報発信の強化、住民参加型の沿線環境の整備、駅の愛称やキャラクター・ロゴの募集

(4)公共交通とまちづくり・観光振興の取り組みとの連携強化

沿線地域や鉄道に魅力的な環境を付加することで、需要そのものを創出します。また観光情報の発信強化やまちづくり事業との連携強化により一層の集客力の向上を図ります。
【主な施策】イベント列車の運行、明知鉄道を活用したツアーの実施、観光パンフレットやポスターの作成

(5)地域公共交通運営組織間の連携強化

公共交通の利便性の向上と維持、継続した利用促進の取り組みを実現するため、関連組織の再編と役割分担を明確にすると共に、組織間の連携強化を図っていきます。
【主な施策】組織の再編、組織間の連携強化

■路線や運賃体系を再編 -自主運行バス-

市自主運行バス(毛呂窪線)(写真)市自主運行バス(毛呂窪線)

(1)公共交通ネットワークの構築

明知鉄道を「基幹路線」、バス路線を「幹線」と「地域路線」に分け、バスを明知鉄道の支線とした公共交通ネットワークを構築します。

(2)サービス水準の確保

公共交通による通院・買い物について、地域ごとに、次のサービス水準を確保(最低保障)します。ただし、隔日運行やデマンド(予約型)運行を含みます。
・幹線沿線=主要医療機関、主要商業施設に、各2カ所以上行くことができる。
・地域路線沿線=主要医療機関、主要商業施設に各1カ所以上行くことができる。

(3)路線や便の見直し基準

サービス水準を確保(最低保障)しながら、次のように路線や便の見直しを行います。
・路線の見直し=利用者数が2人以上となる便がない場合には、隔日運行やデマンド(予約型)運行など、路線の運行方法の見直しをする対象とします。
・便の見直し=利用者数が1人以下の場合には、便廃止の検討の対象とします。

(4)運賃の設定

距離制運賃を基本とします。ただし、9.5キロ以上は上限金額を設けます。循環路線など距離制運賃の適用が難しい路線については、定額運賃を設定します。現在は地域ごとで料金体系が違うので、段階的に料金体系の統一を図ります。

(5)新規路線の立ち上げニーズへの対応方針

新規路線を立ち上げる場合は、ニーズの把握、路線やダイヤなどの検討と提案、広報周知、利用状況の把握、改善策の検討などの活動に、地域住民の主体的な参画があることを要件とします。また行政や法定協議会に必要性を示し、承認を得ることを必要とします。

(6)予算制約

自主運行バスの運営経費は前年度額を上限とします。

●計画(案)にご意見を

市では、市民の意見を計画に反映させるため、計画(案)についての意見を募集します。
 素案は、商工観光課、観光交流室(タウンプラザ恵那)、本庁舎情報公開コーナー、各振興事務所、市中央図書館で閲覧できます。市ウェブサイトにも掲載しています。http://www.city.ena.lg.jp/
※閲覧期間は意見募集期間と同じです
□募集期間 2月2日(月曜日)から3月2日(月曜日)
□意見応募方法 本紙折り込みの「広報直通便」をご利用ください。通常の広報直通便と区別するため、【商工観光課】などの見出しを記入し、投函(とうかん)してください。ファクスやメールでも応募できます。
□問い合わせ 商工観光課交通政策係 電話番号0573-26-2111(内線522)、ファクス0573-26-2861、メールshoukoukankou@city.ena.lg.jp

インフォメーション

募集

平成21年度まちづくり市民活動推進助成事業
−あなたの提案を協働事業につなげよう−

この事業はことしで13年目となり、これまで323の活動に助成しています。もっと多くの皆さんにこの助成事業を活用していただくことで、住みたいまちの実現に近づいていきたいと願い、市民委員とともに審査の公開や審査基準の見直しなどを行いました。わたしたちの身近なところから課題を解決していく活動を始めてみませんか。
□助成内容 ▽ファーストステップ部門=新たな活動に挑戦するグループに1年間だけ、まちづくり活動費助成対象額の全額(上限5万円)を助成 ▽まちづくり活動部門=まちづくり活動費助成対象額の3分の2(原則として上限50万円)を助成
※「市との協働事業」につながる取り組みに重点を置きます。市と協働してやってみたい公益性のある事業を提案してください。
□応募資格 ▽市内活動であること ▽まちづくり活動に情熱を持っている方 ▽ファーストステップ部門は3人以上、まちづくり活動部門は5人以上のグループ ▽未成年者のみのグループは成人の責任者が必要
□応募期間 3月2日(月曜日)から31日(火曜日)
□応募要領 まちづくり市民協会、まちづくり推進課、各振興事務所・文化センター・福祉センター、市まちづくり市民協会ウェブサイトhttp://machi.enat.jp/ で取得できます。
□申し込み方法 応募用紙に必要事項を記入の上、まちづくり市民協会または各振興事務所へ直接持参してください。
□受付時間 ▽まちづくり市民協会=日曜日、祝日を除く午前10時から午後4時 ▽各振興事務所=土・日曜日、祝日を除く午前10時から午後4時
【事業説明会を開催】
□恵那会場 ▽とき=2月21日(土曜日)午後1時半から3時 ▽ところ=市共同福祉会館1階会議室
□岩村会場 ▽とき=2月22日(日曜日)午後1時半から3時 ▽ところ=岩村振興事務所2階大会議室
□問い合わせ まちづくり市民協会 電話番号・ファクス0573-20-0657、メールinfo@machi.enat.jp、まちづくり推進課 電話番号0573-26-2111(内線637)

【平成20年度まちづくり助成団体活動紹介】

●認知症サポーター08の会

認知症サポーター養成講座の様子(写真)認知症サポーター養成講座の様子

「認知症になっても安心して暮らせるまちづくり」を目指して、サポーター養成講座を開催、認知症への理解を広める。

●えな「心の合併」プロジェクト

映画製作に向けた塾の様子(写真)映画製作に向けた塾の様子

「映画を手法としたまちづくり」について学ぶため、脚本塾、監督塾など開催した。

●中山道大井宿しぶろく

秋のお月見参りの様子(写真)秋のお月見参りの様子

子どもたちと大井宿の花鳥風月を楽しみ、まちのにぎわいにつなげるため「秋のお月見参り・お団子どろぼう」を開催した。

市職員(知的障がい者)

□職種 技能職員
□募集人員 1人
□応募資格 療育手帳の交付を受けている人、または受ける予定の人
□申し込み 市備え付けの「職員採用試験申込書」に(1)住民票(2)卒業(見込み)証明書(3)成績証明書(4)写真―を添えて総務課へ申し込む。
※市ホームページからダウンロードできますhttp://www.city.ena.lg.jp/
□採用試験(第1次) ▽とき=2月20日(金曜日) ▽ところ=市役所会議棟
□採用日 4月1日(水曜日)
□問い合わせ 総務課 電話番号0573-26-2111(内線304)

保育士(日々雇用)

□募集人員 若干名
□応募資格 保育士資格(3月取得予定者も可)・普通自動車免許
□勤務先 市内公立保育園
□勤務条件 ▽賃金=日額8,000円(社会保険・厚生年金・雇用保険加入) ▽勤務時間=午前8時半から午後4時45分で週5日勤務
□受付期間 3月2日(月曜日)まで
□申し込み 履歴書・資格証を持参し、子育て支援課へ申し込む。
□採用試験 ▽とき=3月5日(木曜日)午後1時半 ▽ところ=市役所会議棟
□採用日 4月1日(水曜日)
□問い合わせ 子育て支援課児童施設係 電話番号0573-26-2111(内線229、西尾・鈴村)

学習支援員(日々雇用)

□募集人員 若干名
□応募資格 教員免許、幼稚園教諭、保育士資格(3月取得予定者も可)のいずれかを有する。普通自動車免許。
□勤務先 市立小中学校
□勤務条件 ▽賃金=日給5,867円(雇用保険加入) ▽勤務時間=午前8時半から午後2時で週5日勤務 
□受付期間 3月2日(月曜日)まで
□申し込み 履歴書・資格証を持参し、学校教育課へ申し込む。
□採用試験 ▽とき=3月6日(金曜日)午後1時半 ▽ところ=岩村振興事務所
□採用日 4月1日(水曜日)
□問い合わせ 学校教育課 電話番号0573-43-2112(内線230・235、三宅・土屋)

公民館主事(日々雇用)

□募集人員 1人
□応募資格 普通自動車免許
□勤務先 笠置公民館
□勤務条件 ▽賃金=日額5,600円(社会保険・厚生年金・雇用保険加入) ▽勤務時間=午前8時半から午後4時45分
□受付期間 2月16日(月曜日)まで
□申し込み 履歴書を持参し、社会教育課か笠置振興事務所へ申し込む。
□採用日 4月1日(水曜日)
□問い合わせ 社会教育課 電話番号0573-43-2112(内線220、坂本)

ITホームティーチャー講師養成講習会

□とき 2月22日(日曜日)午前10時から午後5時
□ところ 恵那文化センター視聴覚室
□対象 障がい者のパソコンサポートの経験があり、講習会終了後ITホームティーチャー派遣事業登録者としてパソコン指導講師の派遣要請に応じることのできる方
□募集人員 10人程度
□内容 視覚障がい者や肢体不自由者をサポートするパソコン操作技術
□締め切り 2月15日(日曜日)
□申し込み・問い合わせ 大垣市加賀野4-1-7 ソフトピアジャパンセンタービル1F 福祉メディアステーション電話番号・ファクス0584-77-1282、メールinfo@f-media.jp

案内

太陽光発電に国と市の補助金

現在、国では住宅用太陽光発電システムについて補助を行っています。また市では、4月から地球温暖化防止対策・クリーンエネルギーの利用として補助を行う予定です。
 詳細についてはお問い合わせください。
●平成20年度住宅用太陽光発電導入支援対策費補助金(経済産業省)
●市住宅用太陽光発電システム設置補助金
□対象 自ら居住する住宅に太陽光発電システムを設置する個人(市の補助金は市内に住所を有すること)
□補助金額 対象システムを構成する太陽電池モジュールの公称最大出力1キロワット当たりの額 ▽国=7万円(10キロワット未満) ▽市=5万円(上限4キロワット)
□申し込み ▽国=3月31日(火曜日)まで ▽市=4月1日(水曜日)から
□問い合わせ 環境課 電話番号0573-26-2111(内線183)

トコトコ恵ちゃんが明知鉄道とコラボ

トコトコ恵ちゃんのツアーに明知鉄道の乗車体験がコラボ。昨年開業した極楽駅を経由し、細寒天作り風景や、岩村城下町のひなまつりなど、その時期ならではのコースを楽しんでいただけます。
□期間 2月14日(土曜日)から3月28日(土曜日)
□料金 一人4,000円(昼食付き)
□問い合わせ 市観光協会 電話番号0573-25-4058、ファクス0573-20-0433

自動車税身体障がい者等減免申請窓口を開設

□とき ▽3月=毎週水曜日 ▽4・5月=第2・4水曜日 ▽時間=午前9時から午後5時
□ところ 恵那総合庁舎 県税窓口コーナー
□対象 新規に申請される方、減免中の方で自動車税事務所からの減免はがきで「変更あり」と回答された方
□問い合わせ 東濃県税事務所 電話番号0572-23-1111(内線239)

緊急経済対策で国が助成金など見直し

●中小企業緊急雇用安定助成金の創設
 事業活動の縮小を余儀なくされた中小企業が、雇用する労働者を一時的に休業・教育訓練などさせた場合に賃金の一部を助成する制度です。
●特定求職者雇用開発助成金制度の改正
(1)障がい者を雇用した中小企業に対する助成額の拡充
(2)65歳以上の離職者を雇用した事業主に、賃金相当額の一部助成
●介護未経験者確保等助成金の創設
 介護業務の未経験者を雇用保険一般被保険者として雇用した場合に、事業主を支援する制度です。
□問い合わせ ハローワーク恵那 電話番号0573-26-1341

みんなの掲示板

パソコンサポートクラブ
3月期講座のご案内

【はじめてのパソコン講習】 
□とき 3月3日、10日、17日、24日(毎週火曜日)午前9時半から11時半
□内容 文字入力やマウス、キーボードの使い方など、パソコンの基本操作を丁寧に説明します。
□講座経費 550円(別途テキスト代900円)
【Word総合講座】
 入門・基礎・ドリルのコースから希望選択してください。
□内容 Word2002を使用。 ▽入門=キーボード操作から簡単な文書作りをします ▽基礎=ワードアート・地図・画像を使用したチラシ作りをします。 ▽ドリル=ビジネス文書やチラシ作成のドリル問題に挑戦します。
□とき 3月5日、12日、19日、26日(毎週木曜日)午後1時から3時
□講座経費 ▽入門=550円 ▽基礎・ドリル=650円
□テキスト代 ▽入門・基礎=1,239円 ▽ドリル=1,050円 
※材料費など実費としていただきます。USBフラッシュメモリは880円で購入いただくか、持参してください
●共通
□定員 18人(定員になり次第締め切り)
□ところ 恵那文化センター視聴覚室
□締め切り 2月10日(火曜日)午前10時から開講日前日まで。初めて受講する方は、2月23日(月曜日)までに申し込めば優先されます。再受講者の受講の可否は、2月24日(火曜日)以降に連絡します。
□申し込み・問い合わせ パソコンサポートクラブ 電話番号090-4265-9727、メールinfo@psc.enat.jp 

文字放送にアナウンスを

 いろいろなお知らせが画面に出ているとき、BGMが流れていますが、目が不自由な方やお年寄りの方など、画面が素早く見づらい方、家事をしながらテレビをつけている方などのために、お知らせのアナウンスがあるといいと思います。以前、「人手が足りない」と聞きましたが、ナレーターのボランティアを募集してみたらどうでしょう。(平成20年度市政モニター)

■■答■■
  ケーブルテレビをご視聴いただき、ありがとうございます。
 現在の文字放送は、機械に入力した情報を番組などの映像放送が終了した都度、自動で機械的に動作する仕組みで放送しています。 また放送期限の来たものをその都度削除したり、新しい情報を追加入力したりして、皆さんにお届けしています。
 ご指摘いただきました「文字放送の音声付き」は、市役所とアミックスコムとの打ち合わせの中でも、検討しています。しかし音声付きの文字放送を作成すると、それは映像扱いとなり、通常の番組放送と同じように、一度ビデオテープに映像データを録画して放送することとなってしまいます。約20分が1サイクルで回している文字放送を、追加削除するとそのたびに編集作業が発生し、現在のアミックスコムの人的配置では難しいというのが現状です。また約20分の音声を間違いなくアナウンスして、録音していく作業は簡単なものではありません。「人手が足りない」とは、ナレーターではなく、編集して放送していく人のことです。
 ただし、ご指摘の通り「音声付きの文字放送」は必要なため、実現に向け少しずつ前進しながら、快適な放送を目指していきます。またナレーターのボランティアについても、参考にさせていただきたいと思います。(企画課)

図書館の開館時間をもう少し早く

 図書館をたびたび利用させていただいています。その図書館の開館時間ですが、現在より30分早く開館できないでしょうか。高齢者や、子どもたち(夏・冬・春休みなど)が開館を待っていることが多く、御検討いただければと思っています。(黒田さん・大井町)

■■答■■
  いつも図書館をご利用いただきありがとうございます。
 夏休み中は、確かに開館時間前にお待ちになっている児童や生徒さんたちがいましたが、そのほとんどが持ち込みの受験勉強などのための席取りか、通勤途中の親御さんに送られて早く来ている方のようでした。お待ちの方が増えてきた際には、玄関前キャノピーに机やいすなどを用意して対応したいと思っています。
 当館は他市と比べても開館時間(平日10時から午後8時)を長くして、ご利用いただいています。開館までの時間につきましては、返却資料の配架や棚整理、新聞・雑誌の準備、館内清掃など、市民の皆さんに気持ちよく、スムーズにご利用をいただくための作業を行っています。
 また貸し出しや閲覧業務以外につきましても、当館は小中学校や地区公民館図書室の支援、講演会や展示などの読書活動の推進、保育園児や学校生徒の図書館見学など、市民の皆さんへの読書サービスの向上を目指して、積極的な運営を図っています。
 市中央図書館は開館してまだ1年が経過したところですので、開館時間などにつきましては、今後ともさまざまなご意見を伺いながら検討してまいります。(市中央図書館)

恵那駅待合場の開錠を始発に合わせてほしい

 恵那駅待合場の開錠時間の件ですが、始発が午前5時49分です。駅の売店の開く時間が午前6時10分、待合場が午前6時15分、市営駐車場が午前5時半です。
 市の方が待合室を開くとのことですが、時間を始発の時間にできないですか。できなければ、市の駐車場か駅の売店の方に委託できないですか。検討ください。(匿名)

■■答■■
  現在、JR恵那駅待合室は、JR中津川駅で管理しています。JR恵那駅の窓口営業時間は、午前7時から午後9時25分までとなっており、セキュリティーなどの問題から現在の時刻の開錠をお願いしているそうです。
 何とぞご理解いただき、今後ともご協力をお願いいたします。(商工観光課)

住民基本台帳カードの入手方法を教えて

 住民基本台帳カードについて、入手の方法を教えてください。現在、本人確認用証明書として写真付きだし、免許証やパスポートを持たないお年寄りにとって最適だと思うのですが、作られた方はたくさんみえるのでしょうか。(平成20年度市政モニター)

■■答■■
  運転免許証やパスポートをお持ちでない高齢者の方は、公的な身分証明書として利用できる写真付き住民基本台帳カードが最適です。
 住民基本台帳カードの入手方法につきましては、顔写真(縦4.5センチ×横3.5センチ)1枚、身分証明書(運転免許証かパスポート)、印鑑(認印)、手数料500円を持参の上、市民課住民係の窓口で交付申請していただくと、取得できます。
 ただし、身分証明書をお持ちでない場合は、交付申請していただいた後に本人確認をするための文書を郵送しますので、後日、その文書と合わせて健康保険証などを持参していただくと住民基本台帳カードが取得できます。また本人以外の交付申請の場合は、委任状が必要です。
 ことし5月から戸籍法と住民基本台帳法の改正による窓口の本人確認が実施され、市民の方にはお手数をお掛けしていますが、今後とも市役所を気持ち良くご利用いただくためにも、周知を図りたいと考えています。
 なお市のカード利用件数は、平成20年12月末現在で、716件あります。しかし、ご指摘のように住民基本台帳カードは身分証としての役割も大きいと考えますので、今後も本紙などを活用し、積極的にPRしていきたいと思います。(市民課)

住民基本台帳カードの見本(写真)住民基本台帳カードの見本

輝く恵那人

自分を変えたODA

ODA民間モニター事業に参加

 山口 徹くん(やまぐち とおる)

 飯地町五明・18歳

やまぐちとおるくん

「自分は、本当に豊かな生活をしているんだと実感しました」。
 昨年5月、外務省が主催するODA民間モニターに応募し、全国約1,800人の中から高校生枠(8人)に選ばれ、8月にフィリピンで7日間、ODA活動の視察を行った山口徹君。
 「学校内に張られたODA民間モニター募集のポスターを見て、先生に相談しました。友達には笑われたけど、授業やテストで見かけるODA活動ってどんなものか興味あったし、一度、海外にも行ってみたかったから」と、照れくさそうに話す。
 しかし、フィリピンでの視察は彼に強い衝撃を与えた。
 日本では整備された道路が当たり前だが、舗装されていない凸凹の道が一般的だったこと。森林面積が100年前の70パーセントから20パーセントに激減していること。雨量の多い地区で河川整備が乏しく、1991年の洪水では約8,000人もの死者・不明者を出したこと。水道水の安全性が低いこと。小学校が少なく、廊下や屋外で授業を受けている子どもたちがいること。
 ODAは、それらに対し歳月をかけ、資金と技術で支援している。
 「これまで、日本は借金が大きいから、海外を支援する必要はないと思っていました。けれど、フィリピンの現状を見て、生活資本である道路、教育、水、医療などが本当に低い水準にあることや、地域により生活水準の格差が激しく、学校に通う子どもと、行けずに花を必死に売る子どもを眺め、胸が締め付けられる思いをしました」と、視察した様子を思い出し真剣に語る山口君。
 「この経験は、自分の視野や考え方をすごく変えてくれました。知ることからいろんな視野が広がり、伝える大切さも学びました。誰もが望む『健康で幸せな生活』に向けて、ODA活動は必要だと思います」。
 ことし卒業して社会人となる山口君。今回の経験で、青年海外協力隊への参加を夢見ている彼は、将来きっと国際支援の大切な人材の一人になることだろう。

話題あれこれ ニュース&トピックス

和太鼓コンテストの結果を報告する加藤拓三さん(右)

和太鼓で元気なまちに

(写真)和太鼓コンテストの結果を報告する加藤拓三さん(右)

活動拠点を米国からふるさと恵那に移した和太鼓奏者の加藤拓三さん。8月に東京で行われた「第7回東京国際和太鼓コンテスト大太鼓部門」で受賞した最優秀賞と、市内の各家で行う1,000回の和太鼓ライブの計画などについて可知市長に報告するため、12月12日、市役所を訪れました。
 加藤さんは「和太鼓の演奏で、皆さんに『温かみ』を伝えていきたい。家庭を温かくして、ひいては恵那市を明るくしたい」と意気込みを語りました。


お話の世界をスライドと語りと生の演奏で表現

絵と語りと演奏でつづる

(写真)お話の世界をスライドと語りと生の演奏で表現

ブックサポーターかみやはぎの主催で、絵と語りと演奏でつづる「くるみわり人形」が、12月20日に上矢作公民館で開催されました。
 絵は恵那市出身の中山尚子(ひさこ)さん、語りは加藤純子さん、演奏はアンサンブル・ジョカーレが担当。この絵と語り、そして生の演奏による絶妙なアンサンブルを、集まった親子約200人は、始まりから終わりまでしっかり見て、聞いて、くるみわり人形の世界を楽しんでいました。


恵那トビはしご登りの迫力ある演技

出初式で「トビはしご登り」

(写真)恵那トビはしご登りの迫力ある演技

1月4日の晴天の中、平成21年恵那市消防出初式が開催されました。式典は恵那文化センターで、来賓、消防関係者の約1,100人の参加で行われました。その後、恵那駅前中央通りで、消防団、まとい会、少年消防隊、女性防火クラブなど総勢2,081人による分列行進や、トビはしご登りがありました。
 伝統の「恵那トビはしご登り」は、10基の迫力ある演技を披露。集まった多くの観客からは、大きな拍手や歓声が起こり、通りに響き渡りました。


受賞報告に訪れた加藤好巳さん(右)

雅楽の保存伝承に表彰

(写真)受賞報告に訪れた加藤好巳さん(右)

岩村雅楽保存会長を務める加藤好巳さんが、県伝統文化継承者顕彰を受賞し、1月9日、可知市長へ報告に訪れました。これは、伝統芸能の保存や継承に50年以上活躍している75歳以上の方を表彰するもの。加藤さんの雅楽歴は62年。その間、同町の小中学生を対象に少年少女雅楽クラブを立ち上げ、現在も指導に当たっています。加藤さんは「後継者がどんどん増えるよう、子どもたちの指導を頑張りたい」と、さらなる意欲を述べました。


燃え上がる炎を眺めながら無病息災を祈る 

どんど焼きで安全祈願

(写真)燃え上がる炎を眺めながら無病息災を祈る

飯地町の新春恒例行事「どんど焼き」が、しでこぶしの里悠楽館前で行われました。これは約15年前、同町小学校での正月行事として開催し、以後、町内行事へと規模を広げ、現在では飯地町まちづくり委員会(柘植静一委員長)が主体で行っています。この日は、強風が吹き付ける厳しい寒さの中、ヒノキの廃材や竹、地域で飾られた門松や児童らの書き初めなどを燃やし、大きな炎と舞い上がる灰を眺めながら、地域の安全と無病息災を祈りました。


中山道甚平坂を走り初め

(写真)元気よくスタートを切る選手たち

1月11日、中山道甚平坂公園マラソン大会が行われました。甚平坂公園のPRも兼ねた同大会は、今年で22回目を迎え、子どもから大人まで約100人が参加しました。
 小学生の部に参加した選手の一人は、「上り坂がえらかったけど、最後まで走り切れてうれしかった」と笑顔で話してくれました。コースは2.5キロ、3キロ、4キロの3コース。起伏の激しいコースにも、参加者は全力で走り切りました。


会場の前で記念撮影をする新成人たち

平成生まれの新成人誕生

(写真)会場の前で記念撮影をする新成人たち

1月11日、市成人式が市内6カ所で開催され、訪れた新成人は両親や恩師などへ、感謝の思いを伝えるとともに、成人としての門出を祝い合いました。
 ことしは、平成生まれの新成人が初めて誕生した年で、自らが企画立案し開催する式典には、541人の新成人が出席しました。学生時代に撮影した思い出の写真のスライド上映やビデオ上映、子どものころに作成したタイムカプセルの開封など、特色ある催しが行われ、式典を盛り上げました。


講師の前で片足でのポーズを見せる参加者

フィギュア教室でポーズ

(写真)講師の前で片足でのポーズを見せる参加者

県クリスタルパーク恵那スケート場で、県スケート連盟普及部の方々を講師に迎え、1月12日に第2回フィギュアスケート教室が開催されました。この教室は、フィギュアスケートの楽しさを知ってもらい、競技人口の拡大につなげようと企画されました。当日は降雪など、あいにくの天候でしたが、県内はもとより愛知県や長野県から、小学生以上の初心者48人が参加。参加者はフィギュアスケートの姿勢などの基礎技術を、熱心に受講していました。


青邨の作品「闘鶏」を寄贈いただいた三尾葉さん(右) 

青邨の掛け軸が市の宝に

(写真)青邨の作品「闘鶏」を寄贈いただいた三尾葉さん(右)

1月15日、長島町在住の三尾葉(みおよう)さんから、前田青邨(まえだせいそん)の作品「闘鶏(とうけい)」を寄贈いただきました。
 三尾さんは、郷土の画家「町野華城(まちのかじょう)」の孫。華城の妻のいとこ青邨は、華城が東京で営んでいた下宿屋「東濃館」に身を寄せていて、「闘鶏」はそのお礼として贈られたもの。三尾さんは「多くの皆さんに見ていただきたい。今後も華城の作品展には、一緒に展示してほしい」と話していました。この作品は、中山道広重美術館で2月22日まで展示しています。


地域講師の水野さんと茶道を体験している生徒

自作の茶碗で茶道を体験

(写真)地域講師の水野さんと茶道を体験している生徒

山岡中学校1年生61人が、1月19日に自作の抹茶茶碗を使った、茶道教室を行いました。教室では、地域講師の堀春枝さんと水野恵子さんが、茶道の歴史などを説明した後、作法について実技を交えながら、手ほどきをしました。使用した茶碗は、1学期から作り始め、10月に登り窯で焼成したもので、個性のある形や色の力作ぞろい。生徒は抹茶を飲み「苦いけどおいしい」と話しながら、「茶道」という感性を養う日本文化を学びました。


交流会で校歌を歌う嘉興南湖国際実験学校の児童

三郷小で中国児童と交流

(写真)交流会で校歌を歌う嘉興南湖国際実験学校の児童

中国浙江(せっこう)省嘉興(かこう)市にある嘉興南湖(なんこ)国際実験学校の小学生2年生から5年生までの児童47人が、1月19日、三郷小学校を訪れ、両校の児童による学校交流会が行われました。
 この交流会は、嘉興南湖国際実験学校が修学旅行の一環として行われたもの。交流会では、三郷小学校全児童137人が参加し、校歌の合唱と3・4年生による花笠音頭、5・6年生によるよさこいソーラン踊りの中の「よっちょれ」を披露しました。


男子500メートルに出場した光岡知成くん(中京高校1年)(右)

恵那でインターハイ開催

(写真)男子500メートルに出場した光岡知成くん(右・中京高校1年)

1月19日から22日の4日間、インターハイスケート競技選手権大会が恵那スケート場で開催され、全国トップレベルの高校生選手が日本一を目指して競技に挑みました。
 市内からは12人が出場し、自己ベストを記録する選手もいましたが、残念ながら入賞には届きませんでした。しかし、スケート場オープン以来、市内小中学生の選手も増えており、今後このスケート場を拠点に新たな強豪選手が育つことが期待されます。

中山道広重美術館 企画展覧会

 

展覧会 「広重の富士」

 広重が富士を描いた絵本『富士見百図』には、風景画の巨匠・北斎に対する対抗心が感じられる「ある記述」がみられます。
 この展覧会では、本書のレプリカを手にとってご覧いただくことができます。
歌川広重「富士見百図」
1857(安政4)年改印、1859(安政6)年序
田中コレクション

歌川広重「富士見百図」


■会期 2月26日(木曜日)から4月5日(日曜日)まで
■開館時間 午前9時半〜午後5時(入館は午後4時半まで)
■観覧料 ▽大人=500円(団体400円) ▽小・中・高校生=300円(団体240円)
※春休み期間中の小・中・高校生は観覧無料
毎週月曜日(祝日を除く)、祝日の翌日(土日・祝日を除く)休館。
■問い合わせ 中山道広重美術館 電話番号20-0522

●3月1日は市民の日
 毎月第1日曜日は「市民の日」とし、市民に限り観覧を無料としています。気軽に美術の世界に触れていただき、美術を中心とする文化活動やまちづくり活動の拠点に活用いただけるよう、願っています。

文化財を巡る (8)古代の恵那〜二つの古代寺院(その2)

飛鳥池遺跡の木簡と恵奈六郷

奈良県明日香村の飛鳥池遺跡で出土した木簡(荷札)から、7世紀後半には恵奈郡はなく、土岐郡の一部として恵奈郷があったことが分かりました。その場所は、後の郡が置かれたときに最も代表的な郷の名前を取ったものとすると、当時の郡の中心地域に求めることができます。その候補地は、8世紀に古代寺院があった長島町の正家廃寺一帯と山岡町の手向廃寺一帯の2カ所がありますが、後者は、恵奈六郷のうちの淡気(たむけ)郷としてほぼ間違いないので、前者とするのが妥当であると考えられています。
 平安時代中期の漢和辞書である『和名類聚抄(わみょうるいじゅしょう)』では、恵奈郡内に6つの郷を掲げており、その位置については、現在の通説では、下記のようになっています(図参照)。
淡気郷:山岡町・明智町を中心とする恵南地区西南部
安岐郷:岩村町・中津川市阿木を中心とする阿木川上流地域
絵上郷:薮原・宮の越中心の里と須原・野尻中心の里からなる木曽谷の大部分
絵下郷:坂下町を中心とした恵北地域
坂本郷:神坂峠の麓の神坂、落合、中津川、坂本の地域
竹折郷:大井、武並を中心とする地域
 これに対し、『恵那市史』では、古墳時代や古代の遺跡の分布のあり方などから、異なった仮説を提案しています。飛鳥池遺跡で出土した木簡(荷札)に記された内容は、その仮説を裏付ける重要な資料となったのです。(つづく)
□問い合わせ文化課 電話番号0573-43-2112(内線217)

通説による恵奈六郷の位置(『恵那市史通史編第1巻』より)(図)通説による恵奈六郷の位置(『恵那市史通史編第1巻』より)

 

スクールライフ


このページでは、市内の小学校を順番に紹介しています。

上矢作小学校

児童数 94人 学級数 7学級 住所 恵那市上矢作町1798番地1
  電話番号0573-47-2121 ファクス0573-47-2957

輝く「え・が・お」でいっぱいの学校をめざして

上矢作小学校は、山と川の豊かな自然に囲まれた学校です。平成6年に上小学校と下原田小学校が統合して、現在の学校が誕生しました。
 学校の教育目標「たくましく すこやかな 上矢作の子」を受け、本年度の教育テーマを『輝く「え・が・お」でいっぱいの学校をめざして』とし、(1)いきいき学習、(2)にこにこ仲間、(3)ぴかぴか健康、を合い言葉に取り組んでいます。

(1)いきいき学習(自分の考えを持ち活動できる)

本校は、相手の考えを正しく聞き取り、自分の考えを相手に正確に伝えるコミュニケーション能力を付けようと「聞く力・話す力」を高める活動に力を入れています。
 国語の「聞く話す」学習を研究の中心に取り上げ、自分の考えを分かりやすく伝え、相手の話を落とさず聞く力を高めています。また児童が順番に、全校児童の前で朗読したり、自分の感じたことを発表したりする「スピーチ集会」や、決められたテーマについて縦割りグループの中で意見を交流し合う「意見交流会」などをして、聞く力・話す力を日常的に高めようとしています。

国語の「聞く話す」学習の授業の様子(写真)国語の「聞く話す」学習の授業の様子

全校スピーチ集会での発表(写真)全校スピーチ集会での発表

(2)にこにこ仲間(仲間のことを考え活動できる)

縦割りグループで行う「なかよしフェスタ」では、毎年大縄跳びと多人多脚を行い、自分たちのグループの団結を高めるとともに、仲間を思いやる心を育てています。大縄跳びでは、低学年の子どもの背中を優しく押して、タイミングを教えてあげる高学年の姿が見られます。また多人多脚では、グループが早くゴールできるように、リーダーが中心となって組み合わせを相談しています。
 また11月に行う収穫祭では、栽培学習でお世話になった老人クラブの皆さんや地域の方々を招いて、学習成果の発表をしたり、収穫した野菜や米を調理して一緒に食事をしたりしながら、交流を深めています。

なかよしフェスタでの多人多脚(写真)なかよしフェスタでの多人多脚

収穫祭で地域講師との食事(写真)収穫祭で地域講師との食事

(3)ぴかぴか健康(健康のことを考え活動できる)

本校は、平成6年度から「歯と口の健康づくり」に取り組み始めました。それ以降、学校歯科医の先生に指導していただきながら、学校・家庭・地域が連携して、それぞれ取り組んできました。毎月8日に学校の朝活動で行うピカピカコンクールでは、歯の染め出しをして、歯みがきの名人を認定します。そこで歯みがき名人になった児童は、12月に保育園に出掛けていき、園児に歯みがき指導をしています。またPTA母親委員会でも、「歯と口の健康づくり」の取り組みとして、「歯と口の標語募集」「歯みがきカレンダー」「歯みがき表彰」など家庭を巻き込んだ活動をしています。長年にわたる取り組みが認められ、本年度、文部科学大臣賞をいただきました。

保育園児の歯みがき指導をする児童(写真)保育園児の歯みがき指導をする児童

PTAによる歯みがき表彰(写真)PTAによる歯みがき表彰

 

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