2009年(平成21年)6月1日号 No.105

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今号の表紙

明智光秀誕生の伝承がある地で武者行列

光秀役は明智小学校の渡邉教頭

(写真)光秀役は明智小学校の渡邉教頭

第37回目となる「光秀まつり」が5月3日、明智町で行われました。ことし光秀役に扮(ふん)したのは、明智小学校の渡邉勝士(かつし)教頭。行列には、地元明智小学校と吉田小学校の6年生なども参加し、総勢126人の武者行列が大正村を練り歩き、祭りを盛り上げました。
 

 

広報えなPDFファイル

広報えな6月1日号(全ページ) [2.8MB]
P1 表紙(第37回光秀まつり) [244KB]
P2〜P7 特集(バイオマスタウン構想) [1.4MB]
P8〜P9 インフォメーション [116KB]
P10〜P11 声・みんなの掲示板 [119KB]
P12〜P15 えな情報BOX [727KB]
P16 えな自慢 [173KB]
 

もくじ

■特集 バイオマスタウン構想

■インフォメーション

 □募集   □案内

   □みんなの掲示板

■声

■えな情報BOX ニュース&トピックス

■えな情報BOX 輝く恵那人

■えな自慢

 

特集 市バイオマスタウン構想を策定

自然と共生し循環型社会を形成

市内に存在する下水道汚泥や、家畜排泄(はいせつ)物などの未利用資源を活用するために、「市バイオマスタウン構想」が策定されました。この構想は、地球温暖化の防止や環境保全に結び付くものとして、市の循環型社会の形成などを目的に、先進的に取り組もうとしているものです。
 委員26人で構成された「市バイオマスタウン構想策定委員会(会長・大場伸哉岐阜大学教授)」は、昨年8月に可知市長からの諮問を受け、検討を重ね2月に答申をしました。今回は、この構想の内容についてお知らせします。
□問い合わせ 農業振興課農政係 電話番号0573-26-2111(内線541)


眠っている資源を活用

目指すものは、地球温暖化防止や、再生可能な資源を活用することなど。それらを考えて、今後、市が取り組もうとしていることが、バイオマス資源を利用した循環型社会づくりです。
 バイオマスとは、太陽エネルギーと生物、二酸化炭素、水によって作り出される資源のこと。石油などの化石資源ではなく生物由来の有機性資源で、二酸化炭素と結合して成長した植物のかす、生ごみ、木くず、もみ殻などを利用するため、大気中の二酸化炭素は増加しないといわれています。
 バイオマスタウン構想は、市内に眠っていて、うまく使えば資源となる少しもったいないものを活用することで、地域の継続的な発展を考えたもの。ちょっと前までは、人や家畜のふん尿を堆肥(たいひ)として、田や畑の土に返していました。
 このようなことを、市として、次のような方法で新たに取り組もうとしています。


■下水汚泥堆肥を利用しバイオマスファームで景観・資源作物を生産

 市には、下水道処理施設6カ所と、農業集落排水処理施設6カ所、し尿と浄化槽汚泥の処理施設2カ所があります。これらから排出される汚泥の長期的に安定した利活用の方法を検討しなければなりません。そこで考えられたのが、堆肥化施設を新たに設置して、下水などからの汚泥を堆肥に変えるというもの。できた堆肥を土に戻す場所は、景観作物や資源作物などを栽培するバイオマスファームや、市内のゴルフ場などが挙げられます。
 現在、下水汚泥は民間セメント製造会社で、セメントの原料などとして有効利用されています。しかし長距離の輸送で、化石燃料を消費しています。また、農業集落排水汚泥やし尿と浄化槽汚泥は、既設の処理施設で脱水をして焼却処理をしています。これらを既設の下水道の処理施設に取り込み、同様に堆肥化することによって、汚泥系バイオマスの有効活用ができます。
 特に、下水汚泥などを堆肥化して、バイオマスファームなどに利活用することは、今回の構想を象徴する方法と考えられます。汚い物のイメージがある下水汚泥から製造した堆肥を、一般の農地ではなくバイオマスファームへ還元します。そこで「菜の花」のような景観作物や資源作物を栽培して、観光資源として生まれ変わらせることも可能となります。菜種油を燃料として活用したり、花を観光資源として活用したりし、地域の活性化などにつながることも考えられます。

※バイオマスファーム=バイオマス利活用を推進するために、下水汚泥などを堆肥化した後、土へ還元し、景観作物や資源作物などを栽培する農場の愛称。今回の策定委員会で定義した言葉です。

菜の花が一面に咲く田の横を、走り抜ける明知鉄道(岩村町一色地内)

(写真)菜の花が一面に咲く田の横を、走り抜ける明知鉄道(岩村町一色地内)。この菜の花の種は、市農業振興協議会がバイオマスタウン構想の実現に向け、各地区の農業振興協議会に50<CODE NUM=0122>を配布したもの。市内の遊休農地を活用して、花から搾られる食用油と、搾りかすの堆肥利用、廃油の再利用として作られる燃料で、明知鉄道を走らせるなど、長期的な計画も考えられます。

市で一番大きな下水処理場「恵那市浄化センター(大井町)」

(写真)市で一番大きな下水処理場「恵那市浄化センター(大井町)」では、約1万7千人の下水を処理しています。

汚泥脱水(ベルトプレス)の状況

(写真)恵那市浄化センターの処理工程で最終段階となる汚泥脱水(ベルトプレス)の状況。この後、トラックで搬出します。

し尿と合併浄化槽の汚泥を処理する施設「藤花苑(武並町)」

(写真)し尿と合併浄化槽の汚泥を処理する施設「藤花苑(武並町)」では、施設内で焼却までの工程を行っています。


■家畜排泄物を堆肥化して一般農地の地力改善

 近年の肥料価格の高騰や、循環型社会構築の必要性などを踏まえると、市内に存在する有機性の廃棄物を貴重な循環資源としてとらえ、一般の農地などへ還元していくことが重要です。特に家畜排泄物は、有機性の廃棄物の中でも炭素換算で6割以上を占めるなど、その利用促進が望まれます。
 市内には、牛約9百頭、豚約2万5千頭、鶏約40万羽などが、家畜として飼育されています。家畜の排泄物は畜産農家において、堆肥原料として100パーセント利用されています。しかし製造された堆肥のすべてが、一般の農地へ還元されているわけではなく、牧草地などに利用されている状態です。このため、現状の利活用の方策を継続し、より良質な堆肥を製造することによって、堆肥利用の促進や農地の地力改善、有機農産物の生産振興を進め、農業の活性化を目指します。
 家畜の排泄物以外にも、刈草や剪定(せんてい)枝、食品系廃棄物などの有機性の廃棄物が、市内に広く存在しています。既にその一部は、堆肥の原料として有効活用されているため、継続してこの取り組みの拡大を図っていきます。
 堆肥利用の促進にあたっては、堆肥製造者や畜産農家、耕種農家、市民などが連携して、「堆肥利用等促進のための枠組みづくり」を、本年度から進めていきます。なお、将来的には大規模な畜産農家において、メタン発酵などによるエネルギー利用も考えられます。

※炭素換算=二酸化炭素の量に0・273を乗じて算出する炭素相当分のこと。地球温暖化対策として国際的に二酸化炭素の排出量を表すときには、この数値が使われています。

酪農農家

(写真)酪農農家では、毎日朝早くから牛の乳搾りや餌の世話などを行います。生き物を相手にしているため、365日休みはありませんが、この地域の安心・安全な牛乳の提供のため、やりがいのある仕事でもあります。

田植え

(写真)ことしも市内各地の水田で、田植えが行われました。水田が整備され、最近は田植えも大型機械によるものが多く見られます。これから秋の収穫まで、水の管理や除草、肥料の追加などを行います。

家畜の排泄物を堆肥化する施設「富田花ノ木 コンポストセンター(岩村町)」

(写真)家畜の排泄物を堆肥化する施設「富田花ノ木 コンポストセンター(岩村町)」。ここでは集められた排泄物を、発酵・熟成させ乾燥するまでを機械的に行っています。出来上がった堆肥は、水分やにおいが少なくて扱いやすいものとなり、田や畑などの一般の農地に使用されています。


■食品系廃棄物を循環利用して恵那ブランド商品の高付加価値化

 市の特産品である山岡細寒天は、全国の細寒天生産量の約8割を占め、特許庁の地域ブランドとして平成18年4月1日に認定されています。これを製造する際に発生する寒天かすは、一部が新ブランド「恵那山麓寒天豚(えなさんろくかんてんとん)」の飼料として利用されています。しかし、利用率は40パーセント程度のため、現状の飼料としての利活用を発展させるとともに、堆肥の原料としての利活用などを検討する必要があります。
 クリをふんだんに使った秋の味覚の栗きんとん。クリの加工時に発生する鬼皮などを、一部の企業では堆肥化していて、試験的ですが良い成果を上げています。地元の県立恵那農業高等学校では、クリの殻と発酵促進剤、木のチップを混ぜ合わせた「栗〜んマルチ」を開発。これは除草効果などがあり、今後は各方面での使用が期待されているものです。また、昨年度からは地元企業と連携して、堆肥製造の実験を行うなど、クリの鬼皮などの利活用への取り組みが実施されています。
 これらの、市の特産品にかかわる食品系の廃棄物を利活用することで、今後、より付加価値の高い地域ブランドの確立や、循環型社会づくりにも寄与できます。アイデア次第では、廃棄物が二次的な製品の原料にもなります。
 また、食用の廃油を回収して、BDF(ディーゼルエンジン用燃料)を製造し、公共交通機関などにバイオ燃料として供給する取り組みや、焼却処分している生ごみのRDF化についても、実現に向け検討していく必要があります。

山岡細寒天を干している様子

(写真)山岡細寒天。テングサを煮詰めて出来るところてんを細長く切り、ロジと呼ばれる露天の棚に突き出して並べて干している様子。寒天は、冬の夜間の寒さで凍り、日照により解けて水分が抜けるという工程を繰り返し、製品が出来上がります。

新規栽培チャレンジ塾で、クリを収穫している様子

(写真)県の東濃地域農業改良普及センターの主催で開催されたクリ新規栽培チャレンジ塾で、クリを収穫している様子。同センターでは、この地域にクリ栽培を普及しようと、クリの植え方から低木栽培の剪定方法などを研修しています。

恵那農業高等学校が開発した「栗〜んマルチ」

(写真)恵那農業高等学校が開発した「栗〜んマルチ」。畑や花壇に敷き詰めることで、除草防除や土壌の乾燥防止、地熱の保温などの効果があるもの。「栗〜んマルチ」の取り組みは、昨年の第59回日本学校農業クラブ全国大会で、優秀賞を獲得しました。


■森林資源を原料に木質ペレット・チップ・炭を生産

 市面積の約77パーセントを占めている森林は、約389平方キロあります。その森林の間伐材で利用されていないものを、燃料として利活用すれば、石油などの化石燃料の使用を少なくできます。そのことにより二酸化炭素の減少につながり、地球温暖化の防止にも寄与できます。
 現在、市内で実施されている間伐では、間伐材・林地残材の一部が良質な材料として利用されています。そのほかには、製紙や木炭製造の原料などとしても有効利用されているため、それらについては引き続き拡大を図っていきます。
 間伐材の利用率を向上させるために、新たな利用用途の開発や、事業化に向けた支援について、積極的に進める必要があります。また林地残材などを原料とし、木質ペレットや木質チップ、木炭などの燃料利用に向けた体制を整備することや、公共施設などでの利用設備の導入を検討します。
 なお、林地残材などの利活用にあたって、短期的には事業化のための経済性を勘案し、利用設備の導入を先行させます。木質ペレットなどの燃料は、周辺の既存施設から購入する対応を行うものとします。その後に、中長期的に需要の拡大や木質系バイオマス燃料製造施設の整備、集材作業の効率化への取り組みについて、検討します。

※木質ペレット・木質チップ=木質ペレットとは、間伐材や製材などの木くずなどを活用し、それを砕いて乾燥させ、長さ1から2センチ直径6から12ミリの棒状に固めたもの。木製チップとは、チッパーと呼ばれる加工機で木材を粉砕したもの。

森林組合による間伐作業の様子

(写真)森林組合による間伐作業の様子。間伐は森林を健全な状態にするために、成長過程で過密になった森林で、本数を減らすために抜き切りをする作業。

奥矢作レクリエーションセンターにある炭焼き窯

(写真)奥矢作レクリエーションセンターにある炭焼き窯。ここではNPO法人奥矢作森林塾が主体となり、森林環境の保全などを目的とした間伐材や流木の炭焼きを実施しています。

炭焼き窯の焚き口に立つ火柱

(写真)炭焼き窯の焚き口に立つ火柱。



循環型社会によって期待される効果


 現在、河川などの水質悪化や貴重な動植物の保全のあり方、担い手の不足などによって荒廃する森林、減少する農地、地球温暖化などの課題が、バイオマスの利活用によって改善が図られます。
(1)環境保全・地球温暖化防止
 ごみの焼却をやめRDF燃料化、下水道汚泥の焼却処分もやめ堆肥化、バイオマスファームの景観作物、森林資源など、それらによる二酸化炭素の削減
(2)循環型社会の形成
 下水道汚泥や、クリ・寒天の製造による廃棄物などを堆肥化し土へ還元
 食品の残りかすを利用した畜産飼料への取り組み
(3)戦略的地域産業育成
 農林業の活性化や地域の観光資源などとの連携により地域産業の育成に寄与
 地域ブランド商品などの付加価値を高める
(4)地域の継続的発展
 市の魅力を高められるとともに、子どもたちへの環境教育の実施などにより、若者定住・少子高齢化対策に寄与
 市民と協働によるバイオマス利活用の推進が、一体感あるまちづくりを目指す

菜の花の蜜を吸うモンシロチョウ

(写真)菜の花の蜜を吸うモンシロチョウ




恵那市バイオマスタウン構想策定委員会委員長

大場伸哉(おおば しんや)さん【岐阜大学応用生物科学部教授】

大場伸哉(おおば しんや)さん(岐阜大学応用生物科学部教授)


■自然にも人にも優しいまちに

資源の少ない日本にとってのバイオマスは、リサイクルを含めて生産することができる資源です。地球温暖化の防止にも貢献でき、これを有効活用しない手はないと思います。

市内でも、既にいくつかの団体が身の回りのことをテーマに、バイオマスを利用した活動をしています。身近にあるバイオマスは、誰でもかかわることができるもの。今は利用していない資源も、皆さんが気付くことにより、利活用できるものに変わります。そして行動をすることによって、まちがもっと元気になっていけるはずです。

構想の目玉のバイオマスファームは、下水道などの汚泥を堆肥として活用し、菜の花など、景観にも資源としても活用できる作物を生産するというものです。実行すれば、日本初のモデルケースとなります。

汚泥を堆肥化して販売している自治体はありますが、買う人がいなくなれば、結局どこかに処分することになってしまいます。ですから、最初から市として管理するバイオマスファームの取り組みは、多面的な効果を期待できます。

恵那市がバイオマスタウンになるということは、市民が一丸となって「落ち着いた良いまちづくりをしていく」ということです。名古屋からのアクセスにも恵まれ、チャンスのある地域でもあります。そして自然と共生し循環型社会を実現することができれば、自然にも優しく、人にも優しい、魅力的なまちになれると思います。
 

 

インフォメーション

募集

嚶鳴フォーラムin恵那 のぼり旗による協賛

フォーラムを広くPRするため、のぼり旗による協賛を募集します。
□のぼりの規格 45センチ×180センチ、ポール付き。下部に協賛者の氏名などを印刷。
□掲示期間 7月から10月
□掲示場所 市内公共施設
(2口以上応募の場合は、1本をお渡しできます)
□締め切り 6月15日(日曜日)
□金額 1口5,000円
□問い合わせ 文化課 電話番号0573-43-2112(内線210)


 

案内

外国人雇用はルールを守って適正に

 6月は「外国人労働者問題啓発月間」です。外国人労働者の雇用や離職の際には、当該外国人労働者の氏名、在留資格などを確認しハローワークへ届け出てください。
 外国人労働者の適正な雇用の推進と不法就労の防止について、ご理解とご協力をお願いします。
□問い合わせ 岐阜労働局職業対策課 電話番号058-263-5563、ハローワーク恵那 電話番号0573-26-1341


特定健診が6月から始まります

 
6月から、市国民健康保険に加入している40から74歳の人を対象に特定健康診査が始まります。特定健康診査では、生活習慣病の予防や重症化の防止のため、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目した健康診査を行います。
【40から74歳の国保加入者】
□実施期間 6月から9月
□受診方法 市民課から誕生月別に受診券を送付します。受診券が届いたら市内の医療機関か、集団健診のどちらかで受診してください。
【被扶養者も含む40から74歳の国保加入者以外】
□受診方法 国保以外の保険に加入されている方は、各医療保険から特定健康診査に関する案内が届きます。詳しくは各医療保険に問い合わせください。
□問い合わせ 市民課保険係 電話番号0573-26-2111(内線147・148)


庭木などが道路にはみ出していませんか

 
庭木などの管理は所有者が行う必要があります。
 道路や歩道に張り出した枝や葉は通行の妨げとなり、交通事故の原因にもなります。日当たりを悪くして路面凍結の原因にもなります。
 皆さんの道路を安心して利用するためには、住民皆さんの協力が必要です。ご自宅に庭木などがある場合には、定期的な剪定(せんてい)をして頂くなど、ご協力をお願いします。
□庭木 道路にはみ出すことで歩道がますます狭くなり、通行の支障になります
□プランター 美しい花も、通行の邪魔になっては困ります
□山林の樹木 道路にはみ出ていることで車高の高い車が当たり大変危険です。枯れている木は倒木の危険があります。
□問い合わせ 建設課 電話番号0573-26-2111(内線204)


第5回少年の主張大会中学生の熱い思い

 市内8中学校の代表生徒13人が、社会や世界に向けての意見、未来への希望など、熱い思いを発表します。
 また、審査を行う時間を利用して、市少年少女合唱団の発表があります。ぜひ、お出掛けください。
□とき 6月20日(土曜日)午後2時から4時半
□ところ 恵那文化センター集会室
□入場料 無料
□問い合わせ 社会教育課 電話番号0573-43-2112(内線226)


とんぼ玉ガラス体験

 ガラス棒をバーナーで溶かし、とんぼ玉を作ります。異なる色のガラスを混ぜたり、形を変えたりすることで、手作りで世界に1つだけの、オリジナルのネックレスやキーホルダーが出来上がります。プレゼントにいかがですか。
□とき 7月の毎週木曜日
 ▽午前の部=午前9時半から11時半
 ▽午後の部=午後1時半から3時半
□ところ 市恵南クリーンセンターあおぞら
□対象 市内在住の方
□定員 各回8人(先着順で事前に電話での予約が必要)
□参加費 1,800円
□問い合わせ 市恵南クリーンセンターあおぞら 電話番号0572-65-2203(市外局番が違います。ご注意ください)


狩猟免許講習会を開催

 有害鳥獣の被害防止対策などに、わな猟免許を取得する方へ講習会を開催します。
□とき 7月22日(水曜日)午前10時から午後3時半
□ところ 東美濃ふれあいセンター1階第1・第2研修室(中津川市茄子川168-797)
□定員 50人(先着順)
□締め切り 7月13日(日曜日)
□持ち物 筆記用具(教材などは講習会場で準備します)
□問い合わせ 社団法人岐阜県猟友会 電話番号・ファクス058-272-8398


事業所の皆さん、経済センサスにご協力を

 総務省では、平成21年経済センサス-基礎調査を7月1日現在で行います。調査の実施に当たっては、6月下旬から7月中旬にかけて調査員が伺います。すべての事業所が対象になります。
 なお、調査票に記入していただいた内容については、統計法に基づき秘密が厳守されますので、正確なご記入をよろしくお願いします。
□問い合わせ 企画課 電話番号0573-26-2111(内線331)


岩村城連続講座 -岩村城の歴史と建築-

 日本100名城にも選ばれた岩村城。昨年、岩村城跡で、初めて発掘調査が実施され、戦国時代の土層や遺物が出土しました。
 こうした成果を踏まえ、NPO法人城郭遺産による街づくり協議会は、岩村城の歴史や構造について、連続講座を開催します。

【第1回】
□とき 6月21日(日曜日)午後1時半から4時15分(開場は午後1時)
□記念講演
 ▽演題=岩村城の建築
 ▽講師=三浦正幸氏(広島大学大学院教授)
□調査報告
 ▽演題=岩村城の石垣調査
 ▽講師=中井均氏(同協議会理事長)

【第2回】
□とき 6月28日(日曜日)午後1時半から4時15分(開場は午後1時)
□記念講演
 ▽演題=岩村城をめぐる織田・武田の攻防-女城主はいかにして生まれたか-
 ▽講師=小和田哲男氏(静岡大学名誉教授)
□調査報告
 ▽演題=岩村の石塔調査
 ▽講師=松井一明氏(同協議会員)、溝口彰啓氏(同協議会員)

【共通】
□ところ 岩村公民館大ホール
□入場料 無料
※どちらかのみの参加も可能
□問い合わせ 文化課 電話番号0573-43-2112(内線217)


職場での産休、育休などの相談窓口設置

 妊娠を報告したり、産休や育休を取りたいと申し出たりした後、復職のときにパートになるとか、退職するように言われていませんか。
 岐阜労働局雇用均等室では相談窓口を設置し、職場での妊娠・出産・育休についての疑問や相談にお答えします。
□とき 6月15日(日曜日)から19日(金曜日)午前8時半から午後7時
(この期間以外は5時15分まで相談を受け付けています)
□相談窓口 岐阜労働局雇用均等室 電話番号0120-199-390
(フリーダイヤルは、15日-19日の5日間のみ使用できます)
電話番号058-263-1220


市のインフルエンザ対策
専用救急車や防護服などを準備


 市の新型インフルエンザ対策本部では、市内で感染者が発生したときのための準備をしています。
 恵那保健所から要請があったとき、患者を病院まで搬送する専用の救急車を、恵那署と岩村署に1台ずつ配置。市全体で、感染を防ぐための防護服を約400セット、手指消毒液を約100リットル準備するなど、緊急時に感染を最小限に抑えるための備えをしています。
 備蓄品は主に、医療従事者や救急救命士などが、その発生状況に応じて、すばやく対応するためのものです。
 インフルエンザのような症状が出たときは、まずは恵那保健所内にある発熱相談センターまで連絡ください。もしも、感染した恐れのある場合は、周りへの感染を抑えるため、必ずマスクを着用してください。
 感染予防には、手洗いと、うがいが有効な手段です。帰宅時など、小まめに行ってください。

□問い合わせ 発熱相談センター(恵那保健所) 電話番号0573-26-1111(内線260)、健康推進課 電話番号0573-26-2111(内線220・223)
 

企画展 「広重描く光と影」

 光と影、表裏一体の存在を情緒豊かにとらえた広重の風景版画、井上安治(やすじ)の光線画などを展示します。
 
歌川広重
『六十余州名所図会
信濃更科田毎月鏡台山』
田中コレクション

歌川広重「六十余州名所図会 信濃更科田毎月鏡台山」


■会期 6月17日(水曜日)から7月20日(月曜日・祝日)まで
■開館時間 午前9時半から午後5時(入館は午後4時半まで)
■観覧料
 ▽大人=500円(20人以上の団体400円)
 ▽小・中・高校生=300円(20人以上の団体240円)
毎週月曜日(祝日を除く)、祝日の翌日(土日・祝日を除く)休館。
6月15日(月曜日)、16日(火曜日)は展示替えのため休館


■問い合わせ 中山道広重美術館 電話番号0573-20-0522

●7月5日は市民の日(市民に限り観覧料が無料)
 毎月第1日曜日は「市民の日」とし、市民に限り観覧を無料としています。気軽に美術の世界に触れていただき、美術を中心とする文化活動やまちづくり活動の拠点に活用いただけるよう、願っています。

みんなの掲示板


日本大正村バラ祭り開催

 日本大正村で、バラ祭りを開催します。 数百種類のバラが皆さんをお待ちしています。 ロマン館へ渡る橋の欄干に咲き誇るバラの花は圧巻です。
□とき 6月14日(日曜日)まで 午前9時半から午後4時
□ところ 大正ロマン館前バラ園
□内容
 ▽6月6日(土曜日)=ハーモニカ生演奏(中津川ウィルハーモニーさん)
 ▽6月7日(日曜日)=修復ピアノ演奏会(西尾圭未さん、渡辺寧子さん)
 ※演奏時間 午前11時、午後1時半
□問い合わせ 財団法人日本大正村 電話番号0573-54-3944 


夏休み「子どもペーパークラフト講座」

 夏休みのひととき、友だちや親子で、紙模型工作に参加してみませんか。 パソコンから展開図を印刷し、組み立てます。
□とき 7月28日(火曜日)午前10時から午後3時
□ところ 恵那文化センター視聴覚室
□定員 10人(小学3年生以下は保護者同伴)
□材料費 500円
□持ち物 はさみ、木工用ボンド、筆記用具、定規、お弁当、水筒、袋(完成品をいれます)
□申し込み 電話で7月1日(水曜日)午前10時から開講日前日まで 
□問い合わせ パソコンサポートクラブ 電話番号090-4265-9727、メールinfo@psc.enat.jp 


パソコンサポートクラブ「7月期各種講座のご案内」

【はじめてのパソコン講座】
□とき 7月1日(水曜日)午後1時から3時、7日(火曜日)、14日(火曜日)、17日(金曜日)午前9時半から11時半
□内容 文字入力やマウス、キーボードの使い方など、パソコンの基本操作を丁寧に説明します
□講座経費 550円 テキスト代900円

【Excel2002中級講座】
□とき 7月9日(日曜日)、16日(日曜日)、23日(日曜日)、30日(日曜日)午後1時から3時
□内容 Excel2002のみを使用し、住所録や集計表にチャレンジします。
□講座経費 650円 テキスト代1,449円(USBフラッシュメモリを880円で購入いただくか、持参してください)

【共通】
□ところ 恵那文化センター視聴覚室
□定員 18人(定員になり次第締め切ります)
□申し込み 電話で6月10日(水曜日)午前10時から開講日前日まで。
初めて受講する方は、6月22日(日曜日)までに申し込めば優先されます。
再受講者の受講の可否は、6月23日(火曜日)以降に連絡します。
□問い合わせ パソコンサポートクラブ 電話番号090-4265-9727、メールinfo@psc.enat.jp


第3回恵那50キロ「てくてくの旅」

 2泊3日で、市内50キロのコースを地理や歴史を学びながら歩きます。 宿泊には長島小学校、岩邑小学校の体育館を利用します。
□とき 7月31日(金曜日)から8月2日(日曜日)
□出発地 県クリスタルパークスケート場
□到着地 明智かえでホール
□締め切り 7月7日(火曜日)
□定員 100人(定員になり次第締め切ります)
□対象 市内の小学3年から6年生
□参加費 8,500円
□申し込み 社団法人恵那青年会議所 電話番号0573-25-9401


パパッと簡単。手作りおやつ

 NPO法人みんなで子育てドロップスでは、親子で一緒に作ることのできる、安心で簡単なおやつを紹介します。親子で参加しませんか。
□とき 7月1日(水曜日)午前10時から午後1時
□場所 中公民館 調理室
□対象 2歳から4歳児を持つ親子(10組限定)
□持ち物 エプロン、おてふき、お茶、容器
□参加費 200円
□締め切り 6月20日(土曜日)
□その他 託児については問い合わせください。
□申し込み・問い合わせ NPO法人みんなで子育てドロップス 電話番号080-5128-2699(田口) 

 

公的医療機関の備えは

 WHO(世界保健機関)がフェーズ4から5へと引き上げました。 これはWHOがインフルエンザなど、ウイルスによる感染症に対して出している警戒レベルの上から2番目です。 パンデミック(世界的大流行)へと移行する可能性がより高くなっているということらしいです。 これを受けて各地方自治体や公的医療機関では対応に苦慮しているとのことです。 恵那市や市民病院ではどうでしょうか?(市政モニター)

■■答■■
 
 市では昨年度、新型インフルエンザ対策行動計画を策定しています。
 今回の新型インフルエンザの対応については、この行動計画に基づき市新型インフルエンザ対策本部を設置して、県との連携の下、直ちに健康推進課に相談窓口を開設して、合わせて情報収集に努めています。また、市民の皆さんへは、市のホームページとコミュニティ文字放送による情報提供を行い、5月3日には緊急の情報提供として、市民の皆さんの対応や相談センターの案内などを記載したチラシを作成し、新聞折り込みで周知を図っているところです。
 市内の医療機関の中では、市立恵那病院が発熱外来を対象に、医療を提供する機関になっています。 同病院では、感染防護服や医療機器の配置を行うとともに、院内で対策会議を重ねています。さらに、パンデミックを想定し、他の公的医療機関でも感染防護服や来院患者さん用マスクの手配を進めています。
 市民の皆さんの中で、疑わしい症状があるときには、直接医療機関を受診することなく、まずは保健所に設置された発熱相談センターへ相談していただくようにお願いします。(健康推進課)
 発熱してマスクをしているイラスト


協働の言葉を聞いて

 「協働」という言葉を初めて聞きました。2月1日号の広報に掲載してあった事業には、今、現役で働いている自分には少し参加するには無理かな?と思います。60歳以上の年配の方など、参加されやすいのでは…(市政モニター)

■■答■■

 市では、平成19年度に「協働のまちづくり指針」を策定し、協働を推進することにより、暮らして良かったといえるまちづくりを目指しています。
 協働とは、市民と市民活動団体や市民と行政、市民と企業などが協力、連携してまちづくりをしていこうというものです。この取り組みで一つの団体だけではできなかったことが、お互いに手を取り合うことで可能になります。
 広報えなの2月1日号に掲載した行政提案型協働事業は、市民の皆さんと一緒に行うことで、地域がより良くなっていくと考えられる事業を、行政から提案しました。今後は、市民の皆さんから、行政に提案いただく仕組みも、つくり上げていきます。
 ご意見にありました通り、今回の提案は、時間にゆとりのある方に対象が限られており、現役の方に参加いただくことは、なかなか実情として、難しいことも考えられます。
 しかしながら、多くの方に協働の必要性を理解していただくこと、そして、意見や要望をいただくことなど、間接的にでも参加していただければ、ありがたいと思います。また、この提案をきっかけに、市に協働事業を広く普及をしていきます。(まちづくり推進課)

市民で組織する防災研究会は、防災対策課と協働で防災講習会などを実施

(写真)市民で組織する防災研究会は、防災対策課と協働で防災講習会などを実施しています。説明者は同研究会の加藤さん。

えな情報BOX ニュース&トピックス

元気よく田植えを始める児童

棚田が教室、田植えの授業

(写真)元気よく田植えを始める児童

 中野方町の坂折棚田で、5月20日、中野方小学校5、6年生の児童24人が田植えを行いました。児童は、泥の感触に戸惑いながらも、楽しそうに作業をしました。品種はミネアサヒ。収穫は約140キロを見込んでいて、秋には、採れたお米で地元住民に、五平餅を振る舞う予定です。
 6年生の小出陸登(りくと)君は「腰が痛くて疲れたけど、早く収穫して、おいしいお米を、みんなと一緒に食べたい」と笑顔を見せていました。


ぎふの棚田21選に認定された6地区の代表者と可知市長

市内の6地区が「ぎふの棚田21選」に認定

(写真)ぎふの棚田21選に認定された6地区の代表者と可知市長

 県で選定した「ぎふの棚田21選」に、市内の6地区(坂折地区、大円寺地区、佐々良木東地区、佐々良木西地区、野井中・野井東地区、栃久保地区)が選ばれ、4月23日に認定書が贈られました。


白熱の取り組みをする子ども力士

声援を受けて「のこった、のこった」

(写真)白熱の取り組みをする子ども力士

 第23回わんぱく相撲市大会大正村場所が、5月5日、明智町千畳敷公園「春日野記念相撲場」で行われ、大会最多の146人の申し込みがありました。4年生以上の上位選手は、6月28日(日曜日)に行われる県大会へ進出します。


もちつきをする子どもたち

もちつき体験で「よいしょ」

(写真)もちつきをする子どもたち

 5月5日、道の駅「おばあちゃん市山岡」で、こどもの日イベントのもちつき大会が行われ、来場者におもちが振る舞われました。子どもたちは、自分でついたおもちを、おいしそうに食べていました。


隊旗を受け取る長谷部幸大隊長

火災予防に心がけ、災害や防災を学びます

(写真)隊旗を受け取る長谷部幸大隊長(飯地小学校6年)

 小学校5、6年生で組織する市少年消防隊の入隊式が、5月10日、恵那文化センターで行われました。本年度は、103人の児童が入隊し総勢139人。今後は、研修や地震体験学習などから、防災を学んでいきます。


片手にぬいぐるみを持ってあいさつをする三田代表

東濃で初の試み「こぎつねの森」オープン

(写真)片手にぬいぐるみを持ってあいさつをする三田代表

 市のつどいの広場事業として、岩村町に「こぎつねの森」が5月11日にオープン。運営は子育て支援「こぎつねくん」(三田惠代表)で、この事業を市民活動団体が行うのは東濃地域では初の試みです。


紙コップに入れたアマゴの稚魚を大事そうに放流する児童ら

富田川の清流にアマゴの稚魚を放流

(写真)紙コップに入れたアマゴの稚魚を大事そうに放流する児童ら

 農村景観日本一の岩村町富田地区を流れる富田川に、5月12日、岩邑小学校4年生の児童60人が、アマゴの稚魚約500匹を放流。児童らは、清流に戻った約4センチの稚魚に「大きくなってね」と、話し掛けていました。


水が出る訓練用の消火器で消火訓練を行う児童

地域の消防団員は防災の先生

(写真)水が出る訓練用の消火器で消火訓練を行う児童

 5月12日、市消防団長島分団の団員らが先生となり、恵那北小学校5、6年生の児童36人は、防火活動や救助活動などを学びました。消火器の使い方や、緊急時の担架の作り方など、児童は熱心に説明を聞ていました。


通常よりも丈夫に育てられた苗を使っての田植え作業

不耕起栽培で作業の省略と燃料削減を目指す

(写真)通常よりも丈夫に育てられた苗を使っての田植え作業

 えな土地改良区や公募の市民らで組織する、まもろ米研究会。水稲の不耕起栽培の実験を重ねており、5月12日、田植えの作業を行いました。実験は最終年度の5年目を迎え、収穫量など成果も上がってきています。


約80人の参加者の前で、活動をPRする団体

17のまちづくり活動団体を助成

(写真)約80人の参加者の前で、活動をPRする団体

 5月17日、まちづくり市民活動推進助成事業の活動計画発表会が開催されました。本年度は17の市民活動団体に助成されます。各団体とも、まちづくりへの熱い思いを発表し、活動内容を来場者にPRました。


雨の中、田植えを行う参加者

泥んこになって田植えを体験

(写真)雨の中、田植えを行う参加者

 遊休農地の活用と都市と農村との交流を目的に始めたとうもろこし&田んぼのオーナー制度。5月17日、串原で、4組のオーナーが田植え作業を体験しました。泥や虫に悲鳴を上げながらも楽しい田植えとなりました。


輝く恵那人

癒やしの空間を求めて

寿老の滝で周辺施設を管理

 鵜飼伸昌さん(うかい のぶまさ)

 三郷町佐々良木・75歳

鵜飼伸昌(うかいのぶまさ)さん
 三郷町と山岡町の境界にある寿老の滝。水が約10メートルの高さから降り注ぎ、落ちた水は霧となって辺りを包み込む。滝の周りは、神秘的な空気がつくられる癒しの空間だ。その脇には、整備された水飲み場やあずまやなどがある。
 「滝というのは美しいもの。今は利用者の意識が高く、きれいに使ってくれます。それにふさわしい施設とするのが、私たちの役目です」と語るのは、市観光協会三郷支部長の鵜飼伸昌さん。この施設は、会員約120人で構成する市観光協会三郷支部が中心となって管理をしている。同支部は、まちづくりのために、滝を観光資源の一つとして整備しようと5年前に設立された。
 「会員の皆さんには、『あなたの時間、半日を下さい』と、お願いしているんです。年会費や出役などお願いすることばかりですが、それに応えてくれるのが、本当にありがたい」 
 鵜飼さん自身も、5年前、支部長に就任してからほぼ毎日、滝へ出掛けて施設の管理を行っている。 
 「人様に物を頼む以上、自分が動かなければ…との思いで、滝を見回っています。朝6時に滝へ行き、施設の異常やゴミがないか確認をしています」と優しい笑顔で話す。
 「誰かがやらなければ、事はできていかない。まちづくりは奉仕の精神が大切」と、少しでも地域を良くしたいという思いが見え隠れする。
 滝では、8月の日曜日に会員が出店をして、訪れる人々をもてなしている。「触れ合う場所が増えれば、交流人口も増えます。作業は大変ですが、参加してみて『良かった。楽しかった』と言ってもらえるのが一番うれしいです」人々が笑顔になるきっかけを作りたいという思いが、毎日の活動につながっている。
 また今年も滝には、多くの人々が訪れ、触れ合いと憩いの場となるだろう。
 
 

えな自慢 「もてなしの心で語る わが街」


えな自慢(1)

(えな史)

「えな」という名 (飛鳥時代から登場)


 恵那市の「えな」は、その昔「恵奈」と書かれていた。恵奈の名が初めて歴史に登場するのは、古く飛鳥時代の677(天武6)年。1998(平成10)年明日香村出土の木簡に、「三野国(美濃国)恵那里の造(里長)の阿利麻という人が次米(スキの米=天皇が神に供える米)を献上した」と書かれていた。
 このことから、恵那の地は、当時の国内でも有数の米どころであったことが分かる。また、「エナ」の語源は、恵那山の山名が一般化したものという説がある。恵那山には、天照大神の胞衣(へその緒)を納めたところという伝説があり、この胞衣という言葉が語源になったと言われている。

「恵那」の語源となった恵那山

(写真)「恵那」の語源となった恵那山

ひと口メモ

 現在使われている「恵那」の表記が定着したのは、明治時代になってから。また、「エナ」の語源は、恵那山の山名のほか、「エ(彫)+ナ(土地の意味)」で、「えぐられた所」つまり侵食地形を示すという説もある。
 
  
 
えな自慢(2)

(えな人)

佐藤一斎(さとういっさい)


 岩村町出身の儒学者。西郷隆盛にも大きな影響を与えた著書「言志四録」は、一斎が後半生に書いた語録。指導者のためのバイブルと呼ばれ、「重臣心得箇条」とともに現代まで長く読み継がれている。 1772(安永元)年、岩村藩士の次男として生まれ、林述斎から儒学を学んだ。1793(寛政5)年、昌平坂学問所に入門し、1805(文化2)年には塾長に昇進。その後は儒学の最高権威としてあがめられた。門下生は6,000人と言われ、佐久間象山、渡辺崋山ら幕末に活躍した人材たちも輩出。小泉純一郎元総理が衆議院で「言志四録」について触れ、知名度が上がった。1859(安政6)年10月19日、86歳で没。

佐藤一斎(さとういっさい)

(写真)佐藤一斎(さとういっさい)

ひと口メモ

 NPO法人いわむら一斎塾が、学習会や講座など一斎の教えを広める活動をしている。また同法人は、2006(平成18)年に「言志四録」を子どもでも分かるように解説した「おじいちゃんとぼく」を発行し、市内小中学生に配布した。

「おじいちゃんとぼく」

(写真)「おじいちゃんとぼく」

 

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