2010年(平成22年)5月1日号 No.127

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今号の表紙

第9回恵那峡ハーフマラソンが開催

スタート会場の恵那スケート場から市内のコースへ向かう選手

(写真)スタート会場の恵那スケート場から市内のコースへ向かう選手

第9回恵那峡ハーフマラソンが、4月18日、クリスタルパーク恵那スケート場を発着点に開催されました。春風が吹く晴天の中、市内外から大会最多の2,176人のランナーが参加。日本陸上競技連盟公認コースのハーフマラソンでは、昨年に続き松山克敏選手(36歳・長野県松川町)が優勝しました。

 

 

広報えなPDFファイル

広報えな5月1日号(全ページ) [2735MB]
P1 表紙(第9回恵那峡ハーフマラソンが開催) [230KB]
P2〜P7 特集(市民三学運動が始まります) [1030MB]
P8〜P9 インフォメーション [179KB]
P10〜P11 声/みんなの掲示板 [322KB]
P12〜P15 えな情報BOX [704KB]
P16 えな自慢 [290KB]
 

もくじ

■特集 市民三学運動が始まります

■インフォメーション

 □募集   □案内 

  □声   □みんなの掲示板   

■えな情報BOX ニュース&トピックス

■えな情報BOX 輝く恵那人

■えな自慢

 

特集 生涯学習のまちづくり

市民三学運動が始まります
 〜生涯学び続ける三学の精神〜 


 市では、生涯学習を進めるため、三学のまち推進計画を策定しました。
 この計画は、郷土の先人、佐藤一斎の三学の精神を理念としています。三学の精神とは、社会に役立つ人になろうと、生涯学び続ける志であり、子どもも大人も高齢者も、みんな学んで幸せになろうとする佐藤一斎の精神です。この理念をもとに、「読書のすすめ」「求めて学ぶ」「学んで生かす」を三つの柱とした市民三学運動を進めていきます。
 生涯学習には、自己の教養や技能を高める「個人の創造」と、地域の課題を解決し、豊かな地域社会を創る「地域の創造」の2つの目的があります。この2つが結び合うことによって、個人の生きがいが地域のパワーへと変わります。これが、市が目指す生涯学習のまちづくりです。
 今回は、この市民三学運動について、お知らせします。
□問い合わせ 社会教育課 電話番号0573-43-2112 

大井小学校では、全校児童が朝読書を行っている

(写真)大井小学校では、全校児童が朝読書を行っている
 

少にして学べば 則ち壮にして為す有り
 壮にして学べば 則ち老いて衰えず
  老いて学べば 則ち死して朽ちず

 
【言志晩録六十条】《少、壮、老と、生涯を通じて社会に役立つ、有為な人になろうと志を持って学べば、その精神は朽ちることがない。》


三学の精神とは
 「社会に役立つ有為な人になろうと、生涯学び続ける志」です。これは岩村藩出身の儒学者佐藤一斎の言葉で、「三学戒」と呼ばれています。今回、答申をいただいた市民委員会では、これを「三学の精神」と呼び、市民三学運動の理念としました。
 


 
学び合う計画を策定
 市では、子どもも大人も高齢者も、ともに学び、学んだことを生かし合えるまちをつくろうと、昨年6月に生涯学習都市宣言策定市民委員会を立ち上げました。そして、市長から市民委員会に対し、生涯学習に関する宣言と推進計画の策定を諮問しました。
 市民委員会では、昨年3月に行った素案のパブリックコメントや、13地域自治区で開催した意見交換会、アンケートなどを参考に審議を重ねてきました。市では、ことし2月にいただいた答申を基に、計画を策定しました。計画期間は平成22年度から平成26年度までの5年間。以後、5年ごとに見直しを図っていきます。


三学の精神を理念に
 市には、豊かな自然や歴史、文化、そして何よりも英知にあふれ、人情豊かな市民という、素晴らしい財産があります。加えて、これまでこのまちを築き上げ、つなぎ続けてきた多くの先人がいます。こうした先人の知恵に学び、自己を磨き、生かし合うことが、自らの幸せにもつながり、地域の幸せにもつながります。
 郷土の先人、佐藤一斎の説く人生や学びは、志、意欲ということであり、こう在りたいという精神です。「学ぶことは幸せなり」と、少年期から壮年期、老年期へと生涯学び続けることの大切さを説いた佐藤一斎の「三学の精神」を、生涯学習のまちづくりを進めるための理念とします。


個人の力を地域へ
 生涯学習の目的は、自ら学習する力を身に付けて、自己を高めます。それによって、自らが目標とする自分らしい生き方を実現する個人を創造することにあります。さらに、もう一つの目的として、地域の課題を解決し、豊かな地域社会を創造することにあります。
 このように、個人の創造と地域の創造の二つの目的が、生涯学習にはあります。これらが重なり、影響し合うことで、個人の生きがいが地域のパワーに変わります。これが、市が目指す生涯学習のまちづくりです。
 例えば、郷土の歴史や文化を学ぶことは、個人の知的好奇心を満たし、教養を高めます。それにとどまらず、先人の思いを市民に広げることによって、市への誇りを育てます。また、仲間とのさまざまな学びの活動は、互いのきずなを強め、心を豊かにします。


市民と市民をつなぐ
 三学運動は、市民と市民をつなぐ、大きな輪を広げることになります。合併した新しいまちを、さらに住み良い誇りの持てる市へと導き、次代を担う、子どもたちの未来をつくります。
 これまで個人や、各地域で行われてきた生涯学習の取り組みを、さらに多くの人々に広げ、生かし合うことで、個人の生きがいを地域のパワーに変える生涯学習のまちづくりを進めます。

歴史を学ぶ史跡めぐりウオーキング

(写真)歴史を学ぶ史跡めぐりウオーキング

   
 

【柱一】読書のすすめ
 〜読書のまちをつくる〜


 読書は、私たちの知的好奇心を満たし、豊かな感性を育(はぐく)みます。そして、あらゆる学習のベースとなるものです。 市中央図書館を、学びや読書推進の中心的な場として、地区公民館や小中学校とのネットワークを強化します。連携しながら、生涯を通じて、楽しく学ぶこと ができる「読書のまち」をつくります。
 重点事業の「25歳の絵本事業」では、子どもたちにぜひ出合ってほしい、25年以上読み継がれた絵本の名作を保育園や幼稚園に配ります。朝読書に活用して、子どもの読書の基礎づくりを進めます。

市中央図書館

(写真)市中央図書館は、市民の学習拠点となっている。昨年度の来館者は約24万3千人と貸出利用者は、約7万7千人。貸出利用冊数は、約36万9千冊を数える。市内の学校図書館や公民館との連携を強化し、読書のまちの中心的な役割を担う

全員で物語を聞く読み聞かせ

(写真)全員で物語を聞く読み聞かせ 

【重点事業】

●恵那市読書の日(毎月第3日曜日)の設置
●中央図書館「生涯学習情報コーナー」の設置
●中央図書館「郷土フロア」、図書資料の充実
●中央図書館と公民館、学校図書館を結ぶネットワークの強化
●読書活動推進組織(ブックサポーター)の設置
●子どもの読書活動推進計画の実施
(25歳の絵本事業、学校読書活動の推進、巡回学校図書館司書の設置、子ども司書講座の開講、ブックスタート・セカンドメッセージ事業)
  

 
【インタビュー】読書は学びの原点

鈴木隆一(すずき りゅういち)氏

(写真)鈴木隆一(すずき りゅういち)氏
 
 生涯学習都市宣言策定市民委員会・副委員長
 《市教育委員会委員長、佐藤一斎顕彰(けんしょう)会会長》 


 人生では、学び続けること が大切です。人間は、知的好奇心旺盛な生き物です。同じ文章を読んでも、人によってそれぞれ、いろんな解釈があります。そんな中で、他人と自分を比較するのも一つの学びです。20世紀は物の時代でした。この反省から、21世紀は心の時代といわれています。この心を育てるには、学びが大切となります。
 最も基本的なことは、読書 です。読書は、学びの原点。読書をすることで、他人の人生が分かり、考え方も分かる。また、歴史書では、時代を超えることもできます。心の栄養にもなります。市内の幼・保育園、小中学校の朝読書を広げていきたいと考えています。朝読書は、国語や算数の読解力が増したり、落ち着きが出たりなどの事例が報告されています。
 佐藤一斎は、約200年前 に書かれた言志四録の中で、多くの言葉を残しました。ここに、人間の生き方、在り方などの教えが、数多くあります。これが、今でも共感を呼ぶ。このことが素晴らしいのです。
 読書を通じて、市民の皆さ んと一緒に「なぜ、学ぶのか?なぜ、生きるのか?」を考えていきたい。そして、一人一人の人生の中で、その答えを見つけていきたいものです。

 
 

【柱二】求めて学ぶ
 〜市民の意欲を育む〜


 市を挙げて生涯学習に取り組むためには、市民一人一人の学ぶ意欲を育(はぐく)むことが重要です。市民の誰もが目標を持って、いつでもどこでも主体的に学びができるよう、必要な支援を進めます。
 重点事業の「地域の生涯学習拠点となる公民館の再活性」では、読書とともに、身近な学習の場である公民館を、さらに地域に結び付くように充実させます。また、先人の思いに学ぶ学習として、先人フォーラムや講演会、学習会を開きます。

【重点事業】

●地域の生涯学習拠点となる公民館の再活性
生涯学習推進員の設置、市民三学・市民講座の充実、市民三学・自主企画講座の実施、定年退職者等公民館デビュー講座の開講〈65歳の招待状〉、生きがい大学分校・高齢者大学・学級の推進
●先人学習の推進
先人フォーラム・講演会・学習会の開催、先人顕彰活動の支援
●学校における先人教育の推進
先人教育教材の開発と活用、先人教育教員研修、中央図書館郷土学習指導員との連携
●家庭教育支援計画「ステップ親子学びプラン」の実施
乳幼児学級、放課後子ども教室、その他の家庭教育支援
●青少年の育成支援
青少年育成市民会議・町民会議の支援、子ども会活動の支援
●文化活動の推進
●生涯スポーツの振興
地域スポーツ推進体制の充実、スポーツ機会の拡充、スポーツ施設等予約収納システムの導入、スポーツ振興計画の策定
●人権教育の推進
  

 
【佐藤一斎翁】
 
 
佐藤一斎は、1772(安永元)年、岩村藩士の二男として江戸藩邸で生まれました。儒学を修め、70歳のときに昌平坂学問所の幕府御儒者に任ぜられ、門下生は3千人とも言われています。
 亡くなるまでの後半生に書いた四つの著書『言志四録』は、人生の道しるべとも言うべきもので、幕末の志士たちに多大な影響を与えました。特に、西郷隆盛は『言志四録』の中から101条を抜粋し、座右の銘として常に持ち歩いたと言われています。小泉元首相は、言志四録の「三学戒」を引用し、在任中の国会答弁で生涯学習の大切さについて発言しました。
 この『言志四録』は、時代を超えて、今なお多くの人に読み継がれています。

没後150年に当たる昨年の言志祭には、佐藤一斎をしのんで小泉純一郎元首相も参列した

(写真)没後150年に当たる昨年の言志祭には、佐藤一斎をしのんで小泉純一郎元首相も参列した


【イベントの案内】

展示会「三学の精神 佐藤一斎展」
 
□とき 5月28日(金曜日)から6月23日(水曜日)
□ところ 市中央図書館2階郷土フロア
□展示内容 佐藤一斎の人物像と教えを紹介するパネル、書物、掛け軸などの展示
□問い合わせ 社会教育課 電話番号0573-43-2112
 
 

講演会「言志四録の心と、今求められる三学の精神」
 
□とき 6月4日(金曜日)午後7時半から9時
□ところ 恵那文化センター
□講師 窪田哲夫氏(佐藤一斎言志四録普及特命大使・恵那観光大使)
□入場料 無料
□問い合わせ 社会教育課 電話番号0573-43-2112


 

【柱三】学んで生かす
 〜地域社会に還元する〜


 生涯学習は自己を磨き、視野を広げ、社会性を身に付けることで、「生きる力」と「社会を担う力」を育てます。生涯学習で得た成果をまちづくりやボランティアなどで地域や、社会に還元し、その活動から生まれた新たな課題を学習します。こうした学習サイクルの仕組みを構築します。
 重点事業の「市民三学地域塾の開講」を、市民三学地域委員会への委託事業として、地域自治区や公民館と連携しながら進めます。また、学んだことを、地域で生かせる場として「地域自治区の活動支援」を進めます。

【重点事業】

●恵那市市民三学運動推進委員会・地域委員会の設立
計画推進を協議する委員会、13地域に運動を広げる地域委員会
●市民三学地域塾の開講
市民三学地域委員会への委託事業、自由な発想により開催
●ボランティア活動の推進
ボランポネットえなの活用、リーダーの育成・ネットワークの構築、「公民館に学んで生かそう」登録
●生涯学習手帳の交付
さまざまな学習情報の掲載、個人の学習履歴の記入
●地域自治区の活動支援
地域づくり補助事業、地域自治区活動事例発表会、各種研修会・地域間交流の開催
●協働のまちづくり
協働のまちづくり推進、市民提案型・行政提案型協働事業の実施、広報広聴活動の充実
●市民活動の推進
まちづくり学習の充実、まちづくり市民協会への支援
  

 
市民三学運動推進委員会

推進委員会の設立を答申した策定市民委員会での会議のようす

(写真)推進委員会の設立を答申した策定市民委員会での会議のようす

  
 第1回市民三学運動推進委員会を5月12日(水曜日)に、開催する予定です。この委員会は、本計画を答申した生涯学習都市宣言策定市民委員会の方々を中心に36名の委員で発足するものです。主な活動としては、市民三学運動の推進役として、計画の進行管理や事業を推進するための協議などを行います。
 生涯学習は、市民の皆さんが主体的に取り組むものであり、息長く続けていくものです。事業の推進に当たり同委員会を中心に、協働する市民の皆さんの意見を伺いながら、着実な展開を図っていきます。


活動するまちづくり実行組織

みさと振興委員会による、「茅葺(かやぶ)きの家」のふき替え作業

(写真)みさと振興委員会による、「茅葺(かやぶ)きの家」のふき替え作業
  
  
 市内には13の地域自治区があります。ここでは、地域の課題を解決し、住みよいまちをつくろうと、地域の実情に応じた、さまざまな活動をしています。
 次に上げたまちづくり実行組織は、地域協議会が掲げる目標を実現するための活動団体。実行組織の構成員は、地域住民です。学んで得た知識、技術を生かせる場所となっています。人づくり、まちづくりへと、さらに活躍が期待されます。
 
●まちづくり実行組織=大井町まちづくり協議会、長島町まちづくり委員会、東野まちづくり委員会、みさと振興委員会、武並町まちづくり町民会議、笠置町活性化委員会、中野方まちづくり委員会、飯地町まちづくり委員会、城下町ホットいわむら、NPO法人まちづくり山岡、あけちまちづくりフォーラム、串原地域づくり住民会議、上矢作町まちづくり委員会

収穫祭での交流のようす

(写真)収穫祭での交流のようす

 
 

市民三学運動
 〜計画を運動に変えていくため〜


三学運動の展開
 
 
少 市民三学運動は、市民の学ぶ意欲を育て、個人の生きがいを地域のパワーに変えるということです。「三学の精神」をよりどころに、子どもから高齢者までの市民運動として、ことしから、22項目の事業について重点的に取り組むことで、市民三学運動の展開を図ります。


運動を支える事業
 
 
少市民三学運動を支えるために、まずは、次のことを始めます。

●子どもの朝読書を推進
 生涯学び続ける基本をつくるために、市内すべての保育園や幼稚園、小中学校で朝読書に取り組みます。併せて家庭読書の推進を図ります。

●先人元禄・30傑を作成
 先人の思いを学ぶために、先人言録(仮称)、郷土を支えた先人30傑(仮称)などをまとめ、市民に配布し、先人への共通理解を深めます。

●市民三学地域塾を開講
 地域の力で生涯学習を進め
るために、市内の13地域で、市民の手による市民三学地域塾を開講します。


三学のまち宣言
 
 
市を挙げて、生涯学習のまちづくりを進めていくために「恵那市三学のまち宣言」の制定を計画しています。三学運動の展開を図り、生涯学習の機運を盛り上げながら、制定していく予定です。
 三学のまち推進計画の全文は、市ホームページ(http://www.city.ena.lg.jp)に掲載しています。社会教育課、各振興事務所、市中央図書館、情報公開コーナーでもご覧いただけます。

市民講座のギターマンドリン教室の様子

(写真)市民講座のギターマンドリン教室の様子

 
 
【インタビュー】学ぶ喜びの輪を広げたい

近藤愼平(こんどう しんぺい)氏

(写真)近藤愼平(こんどう しんぺい)氏
 
 生涯学習都市宣言策定市民委員会・委員長
 《小中学校長、瑞浪市教育長を経て、市公民館運営審議会委員》 


 市民の皆さんに、学びがい や学ぶ喜びを感じて欲しいと考えました。個人ではなく、人と人をつなぐ学習。それが生きがいにつながる。しかし、これは押し付けではなく、自然と醸し出す土壌が必要です。喜びの質を高め、深める。そんな営みを続けていける計画を目指しました。
 電車の中で、ある親子のこ んな風景を見ました。お母さんが、本を取り出し、子どもに読んであげていました。親子読書です。子どもも、じっと聞いています。一通り読み終えると、お母さんは、今度は、自分の本を読み始めます。子どもも、自分の本を読み始めました。そういう姿が日常の家庭にある。このことが、学び合いの原風景だと思います。読書から、お互いが結びつく活動。これが生活の中に、すっと入ってきている。そして、近所や友人の小さな輪になる。さらに広がり、市全体の輪となれば、素晴らしいと思いました。
 計画を進めていく上で、生 涯学習は、自分だけのものではない。この気持ちを生み出さないと、広がっていきません。「自分だけでいい」というのは、本当の満足なのでしょうか。自分の活動に対して、人が評価してくれたり、賛同してくれたりする。これが本当の喜びと思います。体感することが、大切です。
 生きがい、学びがいを市民 の皆さんに、見つけていただきたい。そのための支援策も用意しました。ある方が「生きることは、つくり出すこと」と教えてくれました。生涯学習で、自分をつくる。仲間をつくる。そしてまちをつくる。つくり出すことに生きがいをもっていただければ幸いです。

 
 

インフォメーション

募集


国勢調査の調査員
 ことし10月1日、全国一斉に実施される国勢調査の調査員を募集します。
 国勢調査は5年に1度行われる調査です。市では約1万9千世帯、約5万5千人が調査の対象です。皆さんの申し込みを、お待ちしています。
□募集人数 262人
□仕事の内容 調査員事務説明会への出席。担当調査区の確認、調査票の配布と回収。調査票の点検と提出。1調査員当たり、50から100世帯程度(地区により若干異なります)。
□調査の期間 9月下旬から10月下旬
□資格
 ▽市内に居住し、20歳から70歳くらいで、調査活動ができる健康な方
 ▽調査で知り得たことなど、秘密の保持ができる方
 ▽警察、選挙、税務事務に従事していない方
□報酬 例えば、調査区が50世帯の場合、約3万5千円
□申し込み方法 (1)氏名(2)生年月日(3)住所(4)電話番号(5)職業−を記入し(用紙の指定はありません)、郵送、ファクスまたは電話で、企画課統計担当まで申し込みください。
□締め切り 5月31日(月曜日)
□申し込み・問い合わせ 企画課 電話番号0573-26-2111(内線380)、ファクス0573-25-6150

国勢調査のキャラクター「センサスくん」

(イラスト)国勢調査のキャラクター「センサスくん」


「恵那の味・伝承講座」の受講生
 農家で代々受け継がれてきた伝統の味と、その良さを見直してみませんか。
□とき 午前9時半から午後1時(A・Bコースとも)
□ところ アグリパーク恵那総合管理センター
□定員 各コース15人(定員になり次第締め切り)
□講師 地元女性グループ
□資格 6月から計10回の講座に参加できる方。
□受講料 年間5,000円
※材料・昼食代として、毎回1,000円を徴収します
□申し込み開始 5月6日(木曜日)午前9時
□申し込み・問い合わせ アグリパーク恵那総合管理センター 電話番号0573-25-8008(月曜定休)

講座、Aコース・Bコースの内容の表

※内容や日程は、講師などの都合により変更になることがあります
  
   

案内


肢体の不自由な方の診断と相談
 県身体障害者更生相談所では、肢体の不自由な方を対象とした医療相談や補装具(車いす、装具など)の交付・修理のための、相談や判定を実施します。診断や相談のある方は、お出掛けください。
□とき 5月11日(火曜日)午後2時から4時(受け付けは3時半まで)
□ところ 市福祉センター
□診断科目 整形
□費用 無料
□持ち物 身体障害者手帳、印鑑
□問い合わせ 社会福祉課
 電話番号0573-26-2111(内線134)


療育手帳に関する診断と相談
 県では、知的障がいがある方の療育手帳の交付や、更新などの、診断や相談を行います。ご希望の方は、お申し込みください。
【18歳以上の方】
□とき 5月13日(木曜日)午前10時から午後3時
□ところ 市役所会議棟
※県知的障害者更生相談所が実施します
【18歳未満の方】
□とき 5月24日(月曜日)午前9時半から午後3時
□ところ 市役所会議棟
※東濃子ども相談センターが実施します
【共通】
□費用 無料
□持ち物 療育手帳(お持ちの方)、印鑑
□申し込み・問い合わせ 社会福祉課
 電話番号0573-26-2111(内線135)


自動車税の納期限は5月31日(月曜日)です
 自動車税は、納期限までに必ず、金融機関やコンビニエンスストアなどで納付してください。
 携帯電話やパソコンから、クレジットカードによる納付も可能です。(詳しくは納税通知書裏面と同封の説明書をご覧ください)
□問い合わせ 県東濃県税事務所 電話番号 0572-23-1111(代表)

 
次世代育成支援行動計画(後期計画)を策定
 急速に進む少子化に歯止めをかけることを最終的な目的として、平成16年度に策定された市次世代育成支援行動計画の前期計画(計画期間は17年度-21年度)。
 計画の最終年度の昨年度、子育て中の方や子育て支援を行っている方、地域組織の代表者などの14人で、市次世代育成支援市民会議を編成。そこでは、前期計画を検証し、アンケートなどを参考に、本年度から5年間の後期計画が策定されました。

【少子化対策の取り組み】
 計画は、『みんなで育(はぐく)もうきらきら 恵那の宝(こ) そして残そう恵那の宝(こ)を』を基本理念として、実現のため6つの基本目標を掲げるとともに、それぞれ達成に向けた重点目標も設定しました。その重点目標に沿った施策や123の事業に取り組むことにより、着実な推進を図ります。
 また前期計画に引き続き、主要事業に数値目標を設定。このことで、後期計画の進ちょく状況の把握や、検証がしやすくなっています。
※下表は、保育系主要事業の平成20年度実績値と、26年度目標値を示したものです

【各年度で評価して改善】
計画期間の5カ年、毎年度の事業実績や、実施上の問題点や課題、利用者の要望などを把握。それらを評価して、事業の見直しや、改善につなげていく進行管理を行っていきます。
 事業の評価などは、市で実施した後に、市民の皆さんから意見をいただいたり、市民会議で検証したりします。
 概要版は、企画課ふるさと活力推進室で希望者に配布しています。また計画書は、市役所3階の情報公開コーナーや市中央図書館、こども元気プラザ、各振興事務所、市ホームページ(http://www.city.ena.lg.jp/)などで閲覧できます。
□問い合わせ 企画課ふるさと活力推進室 電話番号0573-26-2111(内線381・382)

保育系主要事業の目標事業量の表

 

春季特別企画展

「木曽路・大正村の父 文芸写真家 澤田正春」
「東海道五拾三次之内−違いを楽しむ−」

 大 大正100年プレイベントとして、木曽路、大正村の父、澤田正春(さわだ まさはる)氏(大正7年から平成4年)の写真展を開催。合わせて、刷られた時期が異なる二つの保永堂版東海道を見比べていただく、「東海道五拾三次之内−違いを楽しむ−」の特別企画展も開催しています。
 

 

美術館ボランティアの田口美津子さんが制作した澤田正春氏の写真『鳥居峠』のオブジェ(美術館中庭)

(写真)美術館ボランティアの田口美津子さんが制作した澤田正春氏の写真『鳥居峠』のオブジェ(美術館中庭)
 


■会期 6月13日(日曜日)まで
  前期:5月9日(日曜日)まで
  後期:5月13日(木曜日)から6月13日(日曜日)まで
■開館時間 午前9時半から午後5時(入館は午後4時半まで)
■観覧料
 ▽大人=800円(20人以上の団体650円)
 ▽小・中・高校生=500円(20人以上の団体400円)
毎週月曜日(祝日を除く)、祝日の翌日(土日・祝日を除く)休館

■問い合わせ 中山道広重美術館 電話番号0573-20-0522

※第1日曜日は市民の日(市民に限り観覧料が無料です。市民の皆さんは、当日、受付係に「恵那市民です」とお伝えください)
        

 

みんなの掲示板


父子家庭の祖父母会
□とき 5月12日(水曜日)午前10時から正午
□ところ 市共同福祉会館
□問い合わせ 露木淳子 電話番号0573-26-2660


第2回中山道大井宿しぶろく市
 江戸日本橋から数えて46番目の宿場町、400年の歴史をもつ大井宿で、「第2回中山道大井宿しぶろく市」を開催します。当日は、県出身のプロサックス奏者粥川なつ紀さんが出演するジャズコンサートも開催します。皆さん、ぜひ、お越しください。
□とき 5月15日(土曜日)午前10時から午後2時(小雨決行)
□ところ まちなか多目的防災広場
□内容 朝採れたての野菜を販売する軽トラ市、恵那の味じまん市、子どもが遊べる輪投げ・サイコロ投げなど
□粥川なつ紀ジャズコンサート 午前11時から11時半(雨天中止)
□問い合わせ 中山道大井宿しぶろく市実行委員会事務局(恵那商工会議所内)電話番号0573-26-1211


市まちづくり市民協会「総会と市民活動助成事業の発表」
 市まちづくり市民協会総会と、市まちづくり活動推進助成事業の事業内容発表を行います。本年度助成を受ける、市内のまちづくり活動団体の発表です。まちづくりに興味のある方など、ぜひ、お越しください。
□とき 5月23日(日曜日)午後1時半
□ところ 市共同福祉会館 集会室 
□問い合わせ 市まちづくり市民協会事務局 電話番号0573-20-0657(内線644)


日本大正村バラ祭り
 日本大正村でバラ祭りを開催します。数百種類のバラが皆さんをお待ちしております。ロマン館へ渡る橋の欄干に咲き誇るバラの花は圧巻です。
□とき 5月29日(土曜日)から6月13日(日曜日)午前10時から午後3時 
□ところ 大正ロマン館前バラ園
□内容
 ▽5月29日(土曜日)=トロンボーン演奏(水野章さん)
 ▽5月30日(日曜日)=(1)修復ピアノ演奏(原田緑さん)、ソプラノ(神田由貴子さん) (2)演奏会(岡崎音楽館)
 ▽6月5日(土曜日)=ハーモニカ演奏(中津川ウィルハーモニカバンド)
 ▽6月6日(日曜日)=(1)大正娘とバラ園フォトコンテスト (2)修復ピアノ演奏会(西尾圭美さん・山口寧子さん)、ソプラノ(高田真由美さん)
 ▽6月12日(土曜日)=ギターマンドリン演奏(恵那南高校)
 ▽6月13日(日曜日)=アコーディオン演奏(土屋敬三さん・古橋春男さん)
※会場でバザー開設(五平もち・アイスクリーム・ミニバラ・バラ各種・陶器・野菜など販売)
※演奏時間=午前11時、午後2時
□問い合わせ 財団法人日本大正村 電話番号0573-54-3944

大正ロマン館前バラ園

(写真)大正ロマン館前バラ園


市民マレットゴルフ大会
□とき 5月30日(日曜日)午前8時半(小雨決行)
□ところ 永田マレットゴルフ場(長島町)
□対象 市内在住者
□競技方法 永田マレットゴルフコース36ホールで行い、最小打数で終了した者を上位とする。県規則および永田マレットゴルフ場ローカルルールを適用する。
□料金 1,000円(昼食代含む)
□締め切り 5月20日(木曜日)
□申し込み・問い合わせ 永田MG協会(中切国夫)電話番号・ファクス0573-25-5335

 
パソコンサポートクラ6月期講座
【はじめてのパソコン講習】 
□とき 6月1日(火曜日)、15日(火曜日)、29日(火曜日)午前9時半から11時半、6月9日(水曜日)午後1時から3時
□内容 WindowsXPを使い、文字入力やマウス、キーボードの使い方など、パソコンの基本操作を丁寧に説明します。
□講座経費 600円(別途テキスト代900円)
【Excel総合講座】
 入門・中級のコースから希望選択してください。
□とき 6月10日(木曜日)、17日(木曜日)、24日(木曜日)、7月1日(木曜日)午後1時から3時
□内容 Excel2002を使用。 ▽入門=基本的な操作から表計算やグラフ機能を実践に即して学びます。 ▽中級=住所録や集計表にチャレンジします。
□講座経費 ▽入門=600円 ▽中級=700円
□テキスト代 ▽入門=1,239円 ▽中級=1,449円
※材料費など実費としていただきます。USBフラッシュメモリーは880円で購入いただくか、持参してください
【共通】
□定員 18人(定員になり次第締め切り)
□ところ 恵那文化センター視聴覚室
□締め切り 5月10日(月曜日)午前10時から開講日前日まで。初めて受講する方は、5月24日(月曜日)までに申し込めば優先されます。再受講者の受講の可否は、5月25日(火曜日)以降に連絡します。
※バージョンが分からない方、ほかのバージョンの方は問い合わせてください
□申し込み・問い合わせ パソコンサポートクラブ 電話番号090-4265-9727


「田舎子育て 里山子育て あそび場ガイド」
ガイドブックを配布しています

 「子育て中のお母さんが、外に飛び出し仲間をつくり、地域の方たちと出会い、この自然豊かな恵那で子育てを楽しんでほしい…」そんな思いから、このガイドブックが出来上がりました。ガイドブックは、こども元気プラザ「りんごのほっぺ」で、無料配布しています。ぜひ、ご活用ください。
□問い合わせ NPO法人みんなで子育てドロップス(代表駒宮優子)電話番号090-8138-0001

田舎子育て 里山子育て あそび場ガイド

(写真)「田舎子育て 里山子育て あそび場ガイド」

 
 

保育園に入園できるか不安です

 ことし9月に出産を予定しています。育児休暇を1年取得した後に、会社に復帰するつもりです。ちゃんと保育園に子どもを預けられるのかどうか不安でたまりません。 待機児童が多いと聞きます。待機のために、会社に復帰するのが遅れると、収入的にもきつくなります。なんとかなりませんか。9月に出産して、1年後に保育園に行けるようにするには、いつ、どこで、どのように手続きをすればいいですか。(匿名・長島町)

■■答■■

 
昨今の経済事情により、特に3歳未満児の保育ニーズが高くなっています。現在、10人ほどの待機児童がいます。各保育園の入園を希望する児童数が定員を超えてしまう場合は、該当する年齢のお子さんについて、入園の抽選を行うことがあります。抽選に漏れてしまったお子さん(待機児童)には、近隣の入園可能な保育園を紹介するなど、相談をさせていただいています。
 また、できるだけ多くのお子さんに入園いただくため、毎年、臨時保育士の募集を行い、保育士の確保に努めています。
 保育園の入園手続きは、毎年10月の受付期間に、来年の4月から1月4日までの途中入園の入園受け付けを行っています。受付期間内に希望の保育園に、お子さんを連れて行き、入園申込書を提出してください。入園受け付けに関する詳細は、広報えなの9月15日号か市のホームページに掲載しますので、ご確認ください。(子育て支援課)

保育園への通園のイラスト

(イラスト)保育園への通園



えな情報BOX ニュース&トピックス

恵那特別支援学校の開校式で合唱する岩邑中学校の生徒

恵那特別支援学校が岩村町で開校

県立恵那特別支援学校が、これまでの大井町から岩村町に移転し、4月9日に開校となりました。開校式は、特別支援学校の児童生徒・保護者、地元関係者や学校関係者のほか、岩邑中学校の生徒など、約550人が参加者して行われました。
 式典の最後に、岩邑中学校生徒会長の岡田樹也くんが「皆さんとたくましく成長していきたい」と述べた後、2・3年生の生徒112人による合唱で、特別支援学校の皆さんを歓迎しました。


園児全員で待望の遊戯室を祝う

園児全員で待望の遊戯室を祝う

城ヶ丘保育園の遊戯室が完成し、園児166人と職員による「ささやかな竣工式」が、3月23日に行われました。この日は、職員の演奏や園児全員の歌、年長組の手話を交えた合唱などで、待望の完成を祝いました。


迫力ある太鼓で卒業生にエール

迫力ある太鼓で卒業生にエール

和太鼓奏者・加藤拓三さんによる「卒業祝い太鼓の会」が、3月23日、長島小学校体育館で行われました。2日後が卒業式という6年生102人に、加藤さんは「祝い」「再挑戦」の2曲を演奏し、力強いエールを贈りました。


東野小野川地区に上水道が通水

東野小野川地区に上水道が通水

市 着工から3年の期間を費やして、東野小野川(このがわ)地区の上水道が完成。3月25日、地元の関係者ら約30人の出席で、通水式が行われました。この水道の通水によって、16戸が安心して水を使えるようになりました。


着物姿で日本大正村を散策

着物姿で日本大正村を散策

あけちまちづくりフォーラムの主催で、3月28日、「きものin大正村」が開催されました。着物姿の参加者は、各所でのひな祭りや、大正琴・三味線の演奏、もちつきなどを散策し、大正の雰囲気を味わいました。


各地域協議会長が後期地域計画を答申

各地域協議会長が後期地域計画を答申

市内13地域自治区の後期地域計画が、3月29日、市役所会議棟で可知市長に各協議会長から答申されました。この計画は、総合計画後期基本計画の策定に合わせて、昨年5月28日に市長が諮問したものです。


シルバー人材の恵南事務所がスタート

シルバー人材の恵南事務所がスタート

4月1日、岩邑いきがい会館で、社団法人市シルバー人材センター「恵南事務所」の、開所式が行われました。スタートしたこの事務所は、岩村町、山岡町、明智町、上矢作町に設置していた連絡事務所を統合したものです。


五毛座で春の風を運ぶ地歌舞伎公演

五毛座で春の風を運ぶ地歌舞伎公演

第25回五毛座地歌舞伎公演が、4月10日に飯地町の歌舞伎小屋「五毛座」で開催されました。この日、地元の小中学生や保存会などによる歌舞伎が披露され、演じた役者に観客から声援やおひねりが投げ入れられました。


スケート場の夏季営業が始まりました

スケート場の夏季営業が始まりました

4月11日、県クリスタルパーク恵那スケート場の夏季営業が始まりました。オープニングのこの日は、インラインスケートの滑走料が無料となり、スケート場には約400人が訪れ、スポーツに汗を流していました。


自転車シミュレーターで交通安全教室

自転車シミュレーターで交通安全教室

山岡中学校の全校生徒150人を対象に、4月15日、交通安全教室を開催。この日、本田技研工業株式会社浜松製作所の職員3人が、自転車シミュレーターを使った交通安全教育を実施して、生徒たちは危険予知を学びました。


絶景を目指した三森山ウオーキング

絶景を目指した三森山ウオーキング

岩村町富田地区の上流、三森山へのウオーキング大会が4月18日に開催。標高1,100メートルにある絶景を目指し、参加者約180人は汗を流しました。ゴールでは、岩邑知新の会のメンバーらが、みそ汁を振る舞いました。


輝く恵那人

笠置の活性化を目指して

ユズを使った特産品づくり
 

 樋田英二(といだ えいじ)さん

 笠置町河合・70歳

樋田英二(といだえいじ)さん
 
 ユズの加工品には、ゆずもちゃんカステラ、ゆずポン酢、ゆずみそ、ゆず茶がある。つい最近、ゆずジャムが出来た。
 笠置町河合の栃久保(とちくぼ)地区は、南向きの急傾斜地。ここでは、以前からユズの木を植栽し、自家用に消費していた。昭和25年、農家の女性が中心となり、みどり会を立ち上げ「ゆべし(※)」作りが始まった。
 10年ほど前、笠置町で町の活性化を考える組織として、笠置町活性化委員会ができた。樋田さんは、初めから参加し、現在は同委員会産業振興部会の部会長だ。特産品づくりを先頭に立って引っ張っている。
 当時、担当になったことが、地域振興を考えるきっかけだった。 「過疎化に歯止めを掛けるため、何かできれば」という思い。「自分の健康を考えながら、地域に貢献できれば」と樋田さんは取り組んでいる。穏やかな表情で話してくれたが、笠置を何とかしたいという思いには、熱意を感じた。
 同委員会では、まちおこしとして、マツタケ山、ホオノキの植樹などに取り組んだが、なかなかうまくいかなかった。そこで、昔からあるユズに着目した。
 平成17年に、ユズ生産者を中心に、組合ができた。平成18年から、5年間で1,000本のユズの木を植樹する計画が進行中だ。市内の菓子店、食品会社の協力で加工品を開発して、生産者や地元関係者で吟味しながら販売している。住民が地域振興を自ら模索し、ゆずの里が生まれた。
 「ユズがいろんなものに利用できることが分かったときや、新しい商品ができたときに喜びを感じる。商売人ではないため、販路拡大は難しく苦労しているが、目標は、植樹した木から収穫した実を地域で加工、販売すること」と樋田さんは言う。
 見つめる先の元気な笠置に、今日もまた一歩近づいている。
 
 
※ゆべし=ユズの中身を繰り抜き味噌ゴマ、クルミと調味料(酒、みりん、砂糖)などを混ぜ合わせユズの中に入れて蒸し、形を整えながら2から3カ月乾燥させた地域の保存食

 
 

えな自慢 「もてなしの心で語る わが街」


えな自慢(23)

(えな史)

大井宿(おおいしゅく)  (県内十七宿で一番のにぎわい)


 大井宿は江戸日本橋から数えて46番目の宿場。かつては美濃路随一の宿場として栄え、全国でも9番目の盛況ぶりだったという。宿場内には、外敵を防ぐ目的で、街道が直角に曲がる枡形(ますがた)が6カ所造られているが、これほどたくさんあるのは中山道の宿場ではここだけ。また、大井宿本陣(高貴な人たちの宿泊所)は、1947(昭和22)年に全焼したが、表門、庭園は今も残り、往時の面影をしのぶことができる。なお、2000(平成12)年には、江戸時代の豪壮な商家古山家住宅を市が復元整備した「中山道ひし屋資料館」がオープン。重厚な町屋の建物を肌で感じながら、街道や宿場の知識を深めることができる。

大井宿本陣跡

(写真)大井宿本陣跡

ひと口メモ

  1993(平成5)年に結成された「中山道かたりべの会」は、訪れた方々のガイドをするなど、もてなしの心で活動している。
 また現在、大井宿では「第2回中山道大井宿のれんアートコンテスト」が、5月16日(日曜日)まで開催中。

  
 
えな自慢(24)

(えな樹)

ヒトツバタゴ  (日本最大の木が存在)


 ヒトツバタゴはモクセイ科の落葉高木。日本では、対馬(つしま)と、愛知県、岐阜県の木曽川周辺のごく限られた地域に自生している。雌雄異株で5月中旬から下旬にかけて細かい白い花をいっぱいに咲かせ、遠くから見ると雪をかぶったように美しい。市内には多くのヒトツバタゴの自生地があり、その中で、笠置町姫栗の自生のヒトツバタゴは、本州では最初に国の天然記念物に指定されている。また、このヒトツバタゴは、国内では最も標高が高いところに咲くヒトツバタゴである。そのほかには、大井ヒトツバタゴ(大井町古瀬)、中野方ヒトツバタゴ自生地(中野方町太田、赤又駄(あかまだ))、明智町ヒトツバタゴ(新井、大真菰(おおまこも)、大庭)が県の天然記念物に指定されている。

国指定天然記念物、市木のヒトツバタゴ(笠置町)

(写真)国指定天然記念物、市木のヒトツバタゴ(笠置町)

ひと口メモ

  ヒトツバタゴの名の由来は、「一つ葉(単葉)のタゴ(トネリコ)」から。同種のタゴは複葉であるが、ヒトツバタゴは単葉。また珍しい木であるため、ナンジャモンジャ、アンニャモンニャ、六道木(ろくどうぼく)、ナタオラシなど、各地でいろいろな名前で呼ばれている。

新井のヒトツバタゴ(明智町)

(写真)新井のヒトツバタゴ(明智町)

 

 

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